トム・トム・クラブ（Tom Tom Club）が2月20日に12年ぶりとなるニュー・アルバム『ダウンタウン・ロッカーズ』を発表します。日本盤はスペシャル・エディションでの発売。アメリカで発売されたデジタル配信とレコード、ヨーロッパで発売されたCDそれぞれに収録されたトラックを日本盤では完全網羅。ヨーロッパ盤に6トラックボーナストラックを追加した全15トラックを収録。さらに、E式紙ジャケット、ポスター仕様大判ブックレット、限定オリジナルTシャツが当たる応募券など、特典が盛りだくさんのスペシャル・エディションです。

　さらにブックレットには中西俊夫によるライナー・ノーツを収録。80年代はじめ、プラスチックスの全米ツアーでの対バン経験もあり、現在でも交流が続いているという長い付き合いの氏ならではの読み応え十分の内容となっています。

　タイトル・トラックの「ダウンタウン・ロッカーズ」は歌詞の中にラモーンズ、パティ・スミス、ニューヨーク・ドールズ、テレヴィジョン、ブロンディなど、トム・トム・クラブの母体であるトーキング・ヘッズとともにニューヨークで活動したパンクバンド仲間が次々と登場する、愛すべきダウンタウン・ロッカーズ讃歌！

　さらに注目なのはそのミュージック・ビデオ。70年代当時、人気絶頂時の彼らのライヴ映像やオフショットが随所にはさまれていて目が離せない上に、リチャード・ヘル、デビー・ハリー（ブロンディ）がほんの一瞬カメオ出演しているという、ついつい何度も観たくなるビデオに仕上がっています。

　日本での発売を記念して日本版オフィシャルFACEBOOKページ（www.facebook.com/TomTomClubJapan）も開設され、メンバーのコメントや写真など、ファンにうれしい情報が随時更新されるとのこと。発売まであと1ヵ月、楽しみに待ちましょう。