昨年12月14〜15日に丸の内のコットンクラブにて行なわれたライヴの模様を収録する
ロン・カーター(Ron Carter)のニュー・アルバム、
『コットンクラブでカクテルを』(TOCJ-68099 税込2,800円)が4月24日に発売されます。
コットンクラブといえば、もともとはニューヨークのハーレムで営業していたナイト・クラブの名前。1927年にはデューク・エリントン楽団と契約して大きな話題を呼び、ジャズ黎明期に一時代を築きました。それを意識したのか、このライヴ盤のオープニングを飾るのは、デューク・エリントンの代表曲のひとつである「サテン・ドール」。メンバーを新たにした“ゴールデン・ストライカー・トリオ”と呼ばれる
ラッセル・マローン(g)、
ドナルド・ヴェガ(p)とのドラムレス・トリオで、穏やかにメロディを浮かび上がらせます。ほかに「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」「ウェイヴ」「オルフェのサンバ」など、ジャズ・スタンダードはもちろんのこと、ブラジル生まれの名曲も披露しています。