ポップス・スタンダードとなっている「ダイアナ」など、数々のヒット曲を放ち、半世紀以上にわたって音楽シーンの最前線で活躍している
ポール・アンカが、ニュー・アルバム
『デュエッツ』(SICP-3802 税込2,520円)を4月24日に発表しました。
タイトルどおり、曲ごとに異なった相手とデュエットを披露するこのアルバムで、ポール・アンカの相手に選ばれたのは、
ウィリー・ネルソン、
セリーヌ・ディオン、
マイケル・ブーブレといった豪華なメンツ。そのなかでも話題になりそうなのが、
マイケル・ジャクソンです。マイケルとポールが歌う「THIS IS IT」は、80年代はじめにポールとマイケルが共作した楽曲。『スリラー』の大ヒットで、マイケルが多忙をきわめたこともあり、途中までレコーディングを行なったものの完成には至らず、楽曲は陽の目は見ませんでした。
しかし、マイケルの死後に発見された当時のレコーディング音源は映画『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』公開時に全世界に発表され話題に。今回、アレンジをし直し、ポールが新たに録音した歌を加えることで、マイケルとのデュエットが実現しました。この曲について、ポールは「既に発表されているマイケルのヴァージョンとはまた違った肌触りで、こちらもとても心を動かされる、エモーショナルなものになった。この曲は、マイケルへの深い想いを込めてレコーディングしたんだ」と語っています。