ポール・ヴァン・ダイク 2003/08/26掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
日本でも人気を得たトランスを、ワールド・ワイドに発展させてきた功労者のひとりである、ドイツが誇るトランス・テクノ・プロデューサー
“ポール・ヴァン・ダイク”。旧東ドイツ出身である彼は、ベルリンの壁が崩壊する直前に西ドイツへと亡命したという暗い過去を持っているものの、ことサウンドに関しては、そんなことは感じさせない、メロディアスかつアッパーなトランス・サウンドが特徴。また、ヒットし易い女性ヴォーカルをフィーチャーしたポップな歌ものだけでなく、ストレートなテクノ・トラックでもヒットを飛ばす実力の持ち主である彼は、今では世界屈指のトランス・プロデューサーとして、その名が世界に知れ渡っているのは言わずも知れたこと。そんなトランス界の代表する存在である彼が、ついにニュー・アルバム
『リフレクションズ(仮)』(AVCD-17362\2,548(税込))を10月8日にリリースすることになりました。
日本盤化され『自己回帰』という邦題まで付けられた前作
『Out There And Back』(写真)から約3年ぶりとなる今作には、“Les Hemstock”なるエレクトロニカのアーティストと競演した曲「Nothing but You」や、ロック・バンド“ヴェガ4”と競演した「Times of Our Lives」など、なかなか興味深い曲などが収録される予定。しかも、日本盤にはボーナス・トラックが2曲追加収録される予定です(ただしCCCD)。普段トランスを踊るために聴いている方も、リスニング用として聴いている方も、きっと両方楽しめるであろう貴重な作品となりそうな今作。是非ともあなたも体験してみて!