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カルーセル麻紀が大いに語る、映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』イベント開催

カルーセル麻紀   2014/01/22 18:14掲載
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カルーセル麻紀が大いに語る、映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』イベント開催
  マドリッドからメキシコ・シティへ。快適なはずのビジネスクラス。しかし、その飛行機は機体トラブルで着陸不能の状態だった……。緊迫した状況の中、3人のオネエ客室乗務員たちは乗客を楽しませようと歌って踊り、怪しいオリジナルカクテルを振る舞う。徐々に明かされていく曲者だらけの乗客たち。果たしてこのフライトを無事に終えることができるのか――。『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などで知られるペドロ・アルモドバル監督の最新作、映画『アイム・ソー・エキサイテッド!』が1月25日(土)より公開。これに先駆け、1月21日(木)には「セルバンテス文化センター東京」にて、タレントのカルーセル麻紀を迎えたトークショー付き試写会が開催。

 機体トラブルで空中旋回を続ける旅客機の中で、乗客が自分の正体を次々と明かしていく本作の内容にちなんでのエピソードとして、「私は夏は必ずフランスパリに行って、パリに入ってから、バカンスどこに行こうかと考えるんです。女友達とイタリアに行った際に、ミラノからベネチア行の飛行機に乗りました。ファーストクラスの席について、3分もしないうちにパーサーが席まできて、パイロットがコックピットに来ないかと言っていると。せっかくだからと女友達に説得されてコックピットに行ったら、シャンパンを振る舞われ、機長も副機長も離陸前に飲んでるんですよ! そしてそのままベネチアへ向けて離陸して“この飛行機大丈夫かしら?”と心配になりましたね。無事ベネチアに着いた後も副機長がホテルに来て、飲みに行ったりしたり。楽しかったですね」「私も若くて50歳ぐらいでしたから(笑)、20年くらい前ですね」(カルーセル麻紀)と、レアな体験を披露。会場を大いに盛り上げました!

『アイム・ソー・エキサイテッド!』
トークショー付き試写会イベントより


──素敵なご衣裳ですね!

 カルーセル 「普段はパンツスタイルばっかりなんですが……。映画を観て、キャビンアテンダント風の衣装を着てみました」

──映画はいかがでしたか?

 カルーセル 「自宅でベッドで観ていて、笑って転がりおちましたね。一人で観てこれだけ笑ったので、恋人と観たらうんと笑えると思います」

──カルーセルさんは海外によく行かれますが、似たような経験はありますか?

 カルーセル 「私は夏は必ずフランスパリに行って、パリに入ってから、バカンスどこに行こうかと考えるんです。女友達とイタリアに行った際にミラノからベネチア行の飛行機に乗りました。ファーストクラスの席について、3分もしないうちにパーサーが席まできて、パイロットがコックピットに来ないかと言っていると。せっかくだからと女友達に説得されてコックピットに行ったら、シャンパンを振る舞われ、機長も副機長も離陸前に飲んでるんですよ! そしてそのままベネチアへ向けて離陸して“この飛行機大丈夫かしら?”と心配になりましたね。無事ベネチアに着いた後も副機長がホテルに来て、飲みに行ったりしたり。楽しかったですね」

──凄いですね! 今ではなく、少し前の話ですよね?

 カルーセル 「私も若くて50歳ぐらいでしたから(笑)、20年くらい前ですね。でもヨーロッパの飛行機は日本の飛行機に比べて本当にしっちゃかめっちゃかですね。イギリスの航空会社ではファーストクラスでもフォークとナイフ落としても、拾ってそのままのせますからね」

──この映画はスペイン映画ですが、スペインには行かれたことはありますか?

 カルーセル 「闘牛がみたくて、マドリードに行ったり。最近はマラガによく行きます。映画に出てくるようないい男はいなかったですね(笑)。ちなみに飛行機の中で楽しむ方法は、CAと仲良くなるんです。昔はファーストなんて乗れなかったんですが、CAと仲良くなって、エコノミーからファーストに案内してもらって、シャンパンを飲んで、ファーストの食事を食べ、着陸前にエコノミーにまた戻るっていうね」

──やはりお人柄もあって、芸能界でも色々な方とカルーセルさんは交流がありますね。

 カルーセル 「(やしき)たかじんは売れる前、桂 文珍と私がやっているラジオにいつもリクエストの葉書をくれていたんですが、名前がちゃんと読めなかったんです。“やしきた・かじん”なのか“やし・きたじん”なのか……。どこできればいいのと。あるとき京都の飲み屋で飲む機会があり、たかじんから“いつも読んで下さってありがとうございます”と。とっても気が合って、祇園を飲み歩いたりして“おもしろいやつだなー”と。その頃レギュラーもいっぱい持っていたので、よく来てもらっていました。私が勝手に“やしきたかじんの顔と名前が一致する会”の会長になったり。そうこうしているうちにテレビ大阪で、ふたりの番組が始まって、生放送で飲んで食べて裸になってという番組で(笑)、いつも酔っぱらって暴れていましたね。良い時代でした。夏はパリに行っていないので、たかじんに全部任せて、パリから生放送のときに電話に出たりしていました。本当に長いお付き合いで……。彼の番組にもよく呼んでもらっていましたが、あんなの今は放送できないよね(笑)。で、私が番組が少なくなってきたら、彼が自分の番組にすでにゲストが決まっているのに全部の番組に呼んでくれたり……情に厚い人でした」

──本日、お通夜が営まれていますが、淡路恵子さんとも長いおつきあいだったんですよね。

 カルーセル 「淡路さんとは長かったですね。10代、20代の憧れの方でしたね。亡くなるまでタバコ手放しませんでしたね。顔の皺も“これがあるから仕事が来るのよ”って、整形を勧められてもしなかったですね。あんなにお美しかった方がそうやって老いていくことに対して潔くて。かっこよかったです。さびしいですね」

──さて、最後にカルーセルさんの人生を楽しむ秘訣ってなんですか?

 カルーセル 「若い時から目標をもっているんです。もう71歳ですけど、30歳のときから“夏はパリに行こう”と。年齢的にもそろそろ終い仕度しなければいけないのですが……体が元気なうちに色々なところに行きたいですね。観光は嫌いなので、その場でだらっとしてるんですね。本を読んだり、クラブに行って飲み明かしたり。あとはひと夏の恋とたまに相手の男に会ったりして、町で声を掛けられて“何でこの外人、私のこと知っているんだ?”と思ってよく観たら昔関係のあった男だったり。日本人は若く見えるから、ヨーロッパの若い男の子に声をかけられて35歳サバを読んだり(笑)、日本の女性はヨーロッパでモテるんです。日本人は向こうで本当にもてますよ」
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