エクスペリメンタル・トリオ“sim”のコンセプチュアル・リーダーとしてのみならず、ソロワークや
弧回、liiilといったバンドでの活動も展開する
大島輝之。同じくsimのメンバーとして名を連ねるほか、
masやJAZZ DOMMUNISTERSをはじめとする一連の
菊地成孔との活動で音楽家、また評論家として活躍する
大谷能生。即興のシーンに根ざしながらも、フィールドを大きく逸脱した自由なスタイルが魅力の両者が、連名でのフル・アルバム
『秋刀魚にツナ〜リアルタイム作曲録音計画』(UNKNOWNMIX-33 / HEADZ-193 1,900円 + 税)を4月16日(水)にリリースします。
こちらのアルバムは、2013年の1年間に亘り、神奈川・横浜 黄金町のライヴ・スペース「試聴室その2」(
shicho.org)にて両名が月次開催していた即日作詞・作曲・編曲イベント〈大島輝之と大谷能生のリアルタイム作曲録音計画(仮名)〉にて生み出された楽曲群をコンパイルしたもの。ファー・ビヨンド・ジャズなアヴァンギャルドから鼻歌的等身大ポップネスまで、2人の音楽遍歴がありありと滲み出るカオティックな内容ながら、各楽曲が独特の愛らしさを纏いつつ心地よい緊張感も保った仕上がりとなっています。
柴田聡子、
入江 陽ほかゲスト・プレイヤー陣の名演にも注目です。
また、CDパッケージの発売に先駆け、4月9日(水)より音楽配信サイト「OTOTOY」(
ototoy.jp)nite
24bit / 48kHzおよび16bit / 48kHzでの配信がスタートします。