今年3月にリリースの最新シングル「こまどりのラーメン渡り鳥」（写真）が好評となっている歌手生活55年の大ベテラン・デュオ“こまどり姉妹”が5月25日、神奈川「新横浜ラーメン博物館」（www.raumen.co.jp）にて同作の発売を記念したキャンペーンを実施。

　こちらのキャンペーンは、こまどり姉妹の大好物がラーメンであること、最新シングルがラーメンを人生になぞらえた内容となっていることにちなみ、4月を皮切りに同地にて開催されているマンスリー・イベント。4月に行なわれた「IKEMEN HOLYWOOD」とのコラボレートに続き、今回は熊本｢元祖熊本ラーメン こむらさき｣とコラボレート。「こまどりのラーメン渡り鳥」を「こむらさき」ヴァージョンの替え歌で披露しました。こむらさきの加藤氏は｢この王様ラーメンは当店の看板メニューでして、具沢山でいろんなものを食べられるということで、王様ラーメンと名つけています」と同店のメニューをアピール。

　こまどり姉妹は「私たち、11歳のときにお母さんのために歌いだしたときに、ラーメンを初めて食べさせてもらったの」（栄子）、｢帯広の町がラーメンを食べた原点。11歳でしたけど、夜中の2時3時まで、吹雪の中、飲み屋さんを“流し”で歩いているから、身体も冷え切ってるし、あまり呼んでくれるところもないから、流しのお兄さんが私たちをかわいそうだと思って、帯広のラーメンを食べさせてくれた。そのときの味が忘れられないの。で、今から40年か50年位前に遠藤実先生が〈涙のラーメン〉というのを作ってくれましたの。それからずっと、ラーメンの歌はなかったけど、今回、ま〈｢こまどりのラーメン渡り鳥〉を作っていただいたんで嬉しいです」と思い出を交えながら新曲についてのエピソードを語り、「毎日身体に気をつけながらおいしいラーメンを食べられるのは幸せよね」（敏子）、「本当に幸せよね。これからも食べましょうよ」（栄子）と76歳の展望を述べて締めくくりました。