2012年にリリースされた坂本龍一とのコラボレート第2弾作品『Ancient Future』が好評、同年にはTaylor Deupree、Marcus Fischer、Simon Scott（SLOWDIVE）ら米NY「12k」のレーベルメイトと共に来日公演を行なったサンフランシスコのサウンド・アーティスト、Christopher Willits。彼が2010年作『Tiger Flower Circle Sun』以来約4年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバム『Opening』（写真）を「Ghostly International」よりリリース。CD + DVDの国内盤（ARTPL-054 2,280円 + 税）が9月3日（水）に発売となります。

　「私は何年もの間、音楽、写真、ビデオ / フィルム、没入できるオーディオ、そして瞑想の全てがひとつのスペースに収まる作品を想像していた」と本人が語る本作は、映像とのリンクを想定して制作された、45分間の映像と7トラックの楽曲で構成された作品。ギターを用いたレイヤード・サウンドと雄大なシンセ、鼓動とシンクロするような穏やかなビートを織り交ぜたエモーショナルかつニューエイジィなアンビエントに仕上がっています。

　DVDに収められる映像は、最新作『Awake』が好評のTychoことScott Hansenが制作をサポートを得て、Christopher Willitsが4年間にわたってカリフォルニア、ハワイ、日本、タイで撮り溜めた写真を編集して作り上げたもの。DVD付属でリリースされるのは日本のみ。『Opening』を完全な姿で味わうことができる決定版仕様となっています。