ニュース

鎌仲ひとみ監督の最新作『小さき声のカノン』が来春公開

鎌仲ひとみ   2014/10/02 16:19掲載
はてなブックマークに追加
鎌仲ひとみ監督の最新作『小さき声のカノン』が来春公開
 全国600ヵ所での上映という社会現象を巻き起こした『ミツバチの羽音と地球の回転』から4年、原発事故の前から一貫して“核・被ばく”を描いてきた鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリー映画『小さき声のカノン』が遂に完成。2015年の春、公開予定です。

 “核をめぐる三部作”として国内外で高い評価を受けた『ヒバクシャ ―世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディー』、『ミツバチの羽音と地球の回転』に続く、新たな第一歩となる本作は、2011年の福島原発事故、そして1986年のチェルノブイリ原発事故後を、心を揺らしながらも生き抜こうと前を向く母親たちが主人公。普通の主婦たちが「泣いていても何も変わらない」と勇気をもって声をあげ、自分たちの暮らしや子どもたちの命を守ろうとする姿がいきいきと描かれています。

 さらに、事故から28年を経てなお、その影響下にあるベラルーシの今を描きながら、二つの国で“事故後を生きる”人々を通じ、観る側も、原発や環境問題について考えさせられる内容に。

 公開決定にあたり、鎌仲監督は「今、私たちは謙虚に命に向き合わなければならない時代に生きています。誰もが小さな存在だけれども、小さくあることこそを大切にしたいという思いでこの映画を作りました。映画が、一人でも多くの悩みや揺らぎの中に生きるお母さんたちに届きますように」と、コメントしています。

(C)ぶんぶんフィルムズ
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] ギターミューズRei デビュー10周年 初のベスト・アルバム発売[インタビュー] 突然、しゃっくりのように曲作りが止まらなくなった… 実力派歌手が初のアルバムを発表 高遠彩子
[インタビュー] ふたたび脚光を浴びる作曲家の新作は、フル・オーケストラによるインスト・アルバム 日向敏文[インタビュー] アーバンで洗練されたグルーヴを鳴らす注目の6人組バンド BESPER
[特集] 「柚木麻子と朝井リョウとでか美ちゃんの流れる雲に飛び乗ってハロプロを見てみたい」アフタートーク[インタビュー] 徹底的に音にこだわった ロックとオーケストラの完全なる“融合” GACKT
[インタビュー] イベント〈The Night Unthreads 〜360° floor live〜〉にも出演 00年サウンド再来、CLW[インタビュー] プロデューサー藤井隆が語る 麒麟・川島明のファースト・アルバム!
[インタビュー] スーパープレイヤーぞろいのブラス・アンサンブルが、満を持して発表するバロック名曲集 ARK BRASS[インタビュー] 「私が歌う意味」 自らが選曲したディズニー・ソングで歌手デビュー 檀れい
[インタビュー] 突如あらわれた驚異の才能! 10代の集大成となる1stフル・アルバム Meg Bonus[特集] 嘘の本屋 リアル異変探しゲーム「嘘の本屋」
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015