松田優作の没後25年を機に、彼が主演をつとめた傑作、『家族ゲーム』(1983年)、『野獣死すべし』(1980年)、『蘇える金狼』(写真 / 1979年)が各メーカーよりBlu-rayで発売されます。
まず10月15日(水)に
『家族ゲーム』が初Blu-ray化(発売・販売: キングレコード)。それまで『遊戯シリーズ』(1978〜79年)や『蘇える金狼』などハードな役柄で活躍してた松田が本作では一転“家庭教師”を演じ、1983年の主演男優賞を総なめにした“新しい松田優作”を堪能できる1本。今回の発売では、撮影監督である前田米造が監修として参加、入念なテレシネ作業により、当時を再現する史上最良のデジタルニューマスター版が完成。
さらに、命日である11月6日(木)に、
『野獣死すべし』と
『蘇える金狼』が初の“4K Scanning Blu-ray”で登場(発売・販売: KADOKAWA 角川書店)。松田の演技に対する恐ろしいまでの取り組みが数々の逸話を生み、観る者の心を掴んで離さない鬼気迫るハードボイルドな演技は、まさに伝説。今回の発売では、オリジナルネガを仙元誠三撮影監督の監修のもと、1コマずつ4Kスキャンでデータ化、広色域の色補正&ノイズ除去を施したデジタルニューマスター仕様。以前のBlu-ray商品から最新の最高画質へと飛躍的な画質向上を実現しています。
(C)KADOKAWA 1979