音楽史上、もっともスキャンダラスといっても過言でないヴァイオリニスト、
ニコロ・パガニーニの破天荒な生涯を描いた初の主演映画『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』が大ヒットを記録! クラシックとロックをクロスオーヴァーさせた衝撃的なサウンドで、クラシック界のみならずロック界でも人気沸騰中の天才ヴァイオリニスト、
デイヴィッド・ギャレット(David Garrett)が巨匠
ズービン・メータ率いる
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団を迎えて録音した新作アルバム『タイムレス〜ブルッフ&ブラームス: ヴァイオリン協奏曲集』(SHM-CD + DVD
限定盤 UCCL-9081 3,300円 + 税 /
通常盤 UCCL-1178 2,600円 + 税)が11月12日(水)に発売されます。
デイヴィッド・ギャレットは1980年ドイツ生まれ。ドイツ人の父親とアメリカ人の母親をもち、モデルとしても活躍しています。幼いころより神童として注目され、8歳ですでにマネージメント・チームがつき、ソリストとして国際的オーケストラと共演を果たしました。1994年には史上最年少で名門ドイツ・グラモフォンと契約をしたという、正真正銘の天才です。活動拠点をアメリカへ移して以降はジュリアード音楽院に学び、ファッション雑誌やファッション・ショーへも出演しつつ、クロスオーヴァー・アルバムをリリースするなど、さまざまなフィールドで活躍しています。
クラシックとロックをクロスオーヴァーさせるイメージの強いギャレットですが、本アルバムの構成は純粋なクラシック。メータ指揮イスラエル・フィルという最強の布陣で、ヴァイオリン協奏曲のなかでも有名な2つの作品に挑みます。ギャレットに対し、メータはつぎのように語っています。
「デイヴィッドは作曲家の書いた作品に対してとても誠実です。彼は作品から逸れるような独自の解釈はしません。彼はクラシックの環境で育ったので、とてもクラシック志向の演奏家です。ですから私は、彼が作曲家の意図にとても忠実に演奏することに大いに感銘を受けています」
「デイヴィッドのほかの音楽のファンのみなさん、ジャンルを超えたファンのみなさんがこのCDを聴いてブラームスとブルッフに触れ、この音楽に対する彼の真摯な姿勢を評価するきっかけとなることを望みます。新たな世代のみなさんがデイヴィッドに誘われて、クラシックのコンサート会場に足を運んでくださることを期待しています」(ズービン・メータ) 限定盤のボーナスDVDには、アルバム制作の舞台裏ドキュメンタリーを収録。ファン垂涎の仕上がりです。
■2014年11月12日(水)発売
『タイムレス〜ブルッフ&ブラームス: ヴァイオリン協奏曲集』限定盤 SHM-CD + DVD UCCL-9081 3,300円 + 税
通常盤 UCCL-1178 2,600円 + 税
[演奏]
デイヴィッド・ギャレット(vn)
ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
[収録曲]
ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 作品26
01. 第1楽章 Vorspiel. Allegro moderato
02. 第2楽章 Adagio
03. 第3楽章 Finale. Allegro energico
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
04. 第1楽章 Allegro non troppo
05. 第2楽章 Adagio
06. 第3楽章 Allegro giocoso,ma non troppo vivace - Poco piu presto
[限定版ボーナスDVD収録内容]
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
01. アルバム『タイムレス〜ブラームス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲集』制作舞台裏ドキュメンタリー(英語)
02. アルバム『タイムレス〜ブラームス&ブルッフ ヴァイオリン協奏曲集』制作舞台裏ドキュメンタリー(ドイツ語)