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アル・スチュワート、A・パーソンズと組んだ名作をリマスター盤化

2004/03/19掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
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 ナイーヴで陰影に富んだ抒情的なメロディにのせて、ちょっと舌ったらずで、ほのぼのとしたソフトタッチな歌声を聴かせてくれる、スコットランド出身のフォーク・シンガー・ソングライター“アル・スチュワート”。デビュー間もない頃は、ヨーロッパ的なフォーク・ロック・サウンドが特徴であった彼ですが、70年代後半になると、あのアラン・パーソンズと組んでポップ・ヒットを連発し、アルバム『イヤー・オブ・ザ・キャット』はプラチナ・ディスクに輝くなど、大ブレイクを成し遂げた彼。そんな彼の黄金期である、アラン・パーソンズと共に創り上げた名作2作品が新たに4月27日にUSにてデジタル・リマスター盤化されることになった模様です。

 今回リマスター盤化されるのは、ヒプノシスがデザインを手掛けた、全編に猫のイラストを配したジャケットでお馴染みの76年作『イヤー・オブ・ザ・キャット』(写真)と、アラン・パーソンズの相棒、アンドリュー・パウエルの抒情的アレンジが光る78年作『Time passages』の2作品。なんでも、今回の復刻では、共にデジタル・リマスター化されるだけでなく、いくらかのボーナス・トラックが追加収録される計画もあるそうです(詳細は不明)。この2作品を経て、アラン・パーソンズは、後に“アラン・パーソンズ・プロジェクト”を結成することになるだけに、アル・スチュワート・ファンは元より、アラン・パーソンズ・プロジェクト・ファンも要チェックをお忘れなく!
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