パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvi)とフランクフルト放送交響楽団によるブルックナー・チクルスの第5弾として、
ブルックナーの中期の傑作を収めたアルバム
『ブルックナー:交響曲第6番』(SICC-10215 2,800円 + 税)が2月4日(水)にリリースされます。
ブルックナーの交響曲第6番は、ゴシック風の大作・第5番とロマンティシズムあふれる名作・第7番の狭間に咲く可憐な傑作。森羅万象の鳴動を思わせる深みを持ち、アダージョ楽章の旋律の美しさでも知られています。ブルックナーの交響曲としては珍しく、改訂の筆が執られず一つの稿が存在するだけで、最初からの完成度の高さを物語っています。ブルックナーの交響曲につきものの“原始霧”による開始はなく、その代わりに独特なリズム動機が全曲を支配しています。クレンペラーやヴァントの愛奏曲であり、ブルックナー指揮者としての試金石でもある名曲です。
経験を積んだ老齢のブルックナー指揮者のみが名演を成し遂げるというイメージがあるこの交響曲で、知情意を兼ね備え今もっとも勢いのあるパーヴォ・ヤルヴィが成し遂げた名演を収めた本アルバム。
バーンスタイン指揮
ニューヨーク・フィルによる同曲のライヴ録音を聴いて感銘を受けたパーヴォにとって、ブルックナーに開眼することになった原点ともいえる深い思いのこもった作品です。