ジュリアン・レイジ 2016/04/06掲載(Last Update:16/04/07 20:25)
フレッド・ハーシュや
ネルス・クラインとの共演でも話題のジャズ・ギタリスト、
ジュリアン・ラージ(Julian Lage)がトリオによる新作
『アークライト』(KKE-056 2,315円 + 税)を4月15日(金)にリリースします。1920年代のカントリー・ミュージックやスウィング・ジャズといったアメリカの郷愁をテレキャスターで奏でた、これまでとは一味違ったアルバムです。
メンバーは
スコット・コリー(b)と
ケニー・ウォルセン(ds)。ラージが憧れの
ジム・ホールのステージをともに観た仲間たちです。アルバム・プロデュースは、
ノラ・ジョーンズの代表曲「Don't Know Why」の作曲者であり、3月に
ペトラ・ヘイデンとの共演作
『シ−ムド・ライク・ア・グッド・アイディア』(KKP-1040 2,315円 + 税)を発表し、4月には来日公演も決定しているシンガー・ソングライターのジェシー・ハリス。
「ジェシーは自分の音楽の方向性を理解してくれ、的確なこだわりといい意味でのリミットを設けてくれた」とラージが語るように、この作品に大いに貢献したようです。スタンダードで楽しさと哀愁を表現する一方で、秀逸なオリジナル曲も収録し、アメリカーナの世界と洗練されたサウンドが同居した本作。懐かしさと切なさを感じさせるサウンドを聴くと、ラージがジム・ホール、
パット・メセニー、
ジョン・スコフィールド、そして
ビル・フリゼールといったギタリストの系譜に連なることが鮮やかに浮かび上がります。
■2016年4月15日(水)発売
ジュリアン・ラージ・トリオ
『アークライト』
KKE-056 2,315円 + 税
[収録曲]
01. FORTUNE TELLER
02. PERSIAN RUG
03. NOCTURNE
04. SUPERA
05. STOP GO START
06. ACTIVATE
07. PRESLEY
08. PROSPERO
09. I’LL BE SEEING YOU
10. HARLEM BLUES
11. RYLAND
[演奏者]
ジュリアン・ラージ(g)
スコット・コリー(b)
ケニー・ウォルセン(ds)