2016年12月に日本公開が予定されている
マイルス・デイヴィス初の伝記映画『マイルス・アヘッド』の
オリジナル・サウンドトラック(SICP-4776 2,400円 + 税)が4月27日(水)にリリースされます。新世代ジャズを牽引する
ロバート・グラスパーが音楽監督を務め、マイルスの遺伝子を受け継ぐアーティストが集結した21世紀のマイルス・ベストといった内容です。
映画『マイルス・アヘッド』は2015年にニューヨーク映画祭でプレミア上映され、今年4月からNYとLAで公開されます。マイルスが一時的に音楽界から引退していた1979年を軸に、
ドン・チードルが主演・脚本・監督を務めています。
マイルスのオリジナル音源(一部抜粋編集)11曲が発売年代順に並べられ、この映画のために書き下ろされたグラスパーの楽曲が4曲、チードルとテイラー・アイグスティによる楽曲が1曲、映画の台詞から構成。
チードル演じるマイルスがグラスパーをはじめ
ハービー・ハンコック、
ウェイン・ショーター、
ゲイリー・クラークJr.、
エスペランサ、
アントニオ・サンチェスという現在の音楽シーンを牽引する豪華アーティストたちと時空をこえた共演が実現した圧巻のチューン「ワッツ・ロング・ウィズ・ザット」。映画の演奏シーンで実際にトランペットを吹いているのは
キーヨン・ハロルド。この曲が録音された2015年1月29日のエピソードがチードル執筆のライナーに記されています。
また5月25日(水)にはグラスパーがマイルスのオリジナル音源をもとに再創造した
『エヴシシングス・ビューティフル』(SICJ-117 2,200円 + 税)が日本先行でリリースに。ジャズの帝王、マイルスの生誕90年を彩ります。