ソニーミュージックから80〜00年代に発表された楽曲の中から、
小西康陽が“今、クラブで回したい”“7inchのアナログ盤で出して欲しい”という想いを込めて選曲したコンピレーションCD『エース』。これと連動して、
渡辺満里奈の15thシングル「バースデイ・ボーイ」(1992年)と、
流線形とのセルフカヴァーも話題を呼んだ
比屋定篤子の4thシングル「まわれ まわれ」(1998年)が7inchアナログ盤シングルとなって3月22日(水)に発売されます。
小沢健二がプロデュースを手がけ、カラオケ・トラックを含む4曲入りの12cmシングルCDとして1992年に発表された「バースデイ・ボーイ」。今回は『エース』にも収録されているタイトル曲をA面に、B面にはCDシングルの1曲目となっていた「夜と日時計」を収録。渡辺満里奈は復刻リリースについて、「この度、〈バースデイ・ボーイ〉が25年の時を経て、アナログ盤で復刻するという夢のようなお話をいただきました。アイドルという枠をとても窮屈に感じてしまっていた若い私は、色んなことに挑戦したい時期でした。でも、枠なんてものは自分で勝手に作って勝手に窮屈に思っていただけで、素晴らしい人たちとの出会いが素敵な作品に繋がり、誰が歌っても、それはひとつの作品として息をし続けるんだと今ではとてもよくわかります。選んでいただけたことを、とても光栄に思います」と語っています。
「バースデイ・ボーイ」と同じく、『エース』にタイトル曲が収録されている「まわれ まわれ」は、“沖縄在住唄うたい”ことデビュー20周年を迎えるシンガーの比屋定篤子が1992年に発表したシングル曲で、アナログ盤でのリリースは今回が初。B面には3rdシングル「Sweet Rhapsody」(1998年)が収められています。比屋定はリリースに際し「〈まわれ まわれ〉がアナログ7インチ・シングルでリリースされることになりました。2ndアルバム『ささやかれた夢の話』収録のオリジナル・バージョンで、カップリングは〈Sweet Rhapsody〉です。昨年発売となったベスト&レア『昨日と違う今日』にも収められた2曲ですが、アナログでも楽しんでいただければ幸いです。ご興味のある方はぜひ」とコメントしています。