昨年『
Beacons Of Ancestorship』以来約7年ぶりのフル・アルバム『
The Catastrophist』をリリースし、今年5月には同作を携えての来日公演も控えている米シカゴの至宝、
TORTOISE。そのギタリストとして、1998年の傑作『TNT』以降正式メンバーとして活躍する
Jeff Parkerが、昨年6月にソロ・アルバム『The New Breed』(写真)をリリース。「The New York Times」「The Los Angeles Times」「The Huffington Post」をはじめとする各紙が2016年ベスト作品に選出した同作が、ボーナス・トラック追加収録の
国内盤(IARCJ-009 / HEADZ-218 2,000円 + 税)となって登場。4月12日(水)の発売が決定しています。
坂田 明、
Nate McBride、
John HerndonやRob Mazurekらとの共演作を挟み、ソロとしては2004年の『
The Relatives』以来実に13年ぶりの作品となった『The New Breed』は、
Bobby Hutchersonのカヴァーを含む8曲入り(国内盤は9曲)。ヒップホップ / R&Bフレイヴァのファットでソウルフルなジャズ作品となっています。
Aimee Mann作品を多く手がけ、
Meshell Ndegeocelloのツアー・メンバーとしても知られるPaul Bryanがベース演奏とプロデュースを担当。Josh Johnsonがアルトサックスに加えフルート、クラリネット、エレピ、メロトロンを演奏しているほか、ドラムを
ERIMAJの
Jamire Williamsがプレイ。TORTOISEの盟友
John McEntireが録音を務めたアルバム中唯一のヴォーカル曲「Cliche」では、Parkerの愛娘・Ruby Parkerが美声を披露しています。国内盤には、ボーナス・トラックとしてMakaya McCravenによるリミックス・トラックを収録。
TORTOISEとしての来日公演は5月15日(月)・17日(水)
東京・六本木 Billboard Live TOKYO、19日(金)大阪・梅田 Billboard Live OSAKAの2都市で開催。なおParkerは
SCOTT AMENDOLA BAND来日公演への参加も決定しており、
Nels Cline、
Jenny Scheinman、
Chris Lightcapら豪華ラインナップと共に、東京・丸の内 COTTON CLUBにて11日(木)から13日(土)まで公演を行います。