レディオヘッドのドラマー、
フィリップ・セルウェイ(Phillip Selway)が、ポリー・スティール監督の映画「Let Me Go」の音楽を担当。オリジナル・サウンドトラック『
レット・ミー・ゴー オリジナル・サウンドトラック』(輸入盤)が10月27日(金)に発売されます。
映画は第二次世界大戦中に経験した衝撃的な出来事を抱える4世代の家族の物語。その経験が暗い影を落とす母と娘の姿を実話を元にしています。サウンドトラックには、ストリングス、ピアノ、ギター、エレクトロニクス、ミュージカル・ソー、グロッケンシュピール、ヴァイブラフォンといった楽器を軸にしたインストゥルメンタルを中心に、セルウェイ自身が歌うヴォーカル・ナンバーも2曲(「Wide Open」「Let Me Go」)収録。サウンドトラックの発売に先駆け、
SoundCloudでは「Let Me Go」が公開されています。
レディオヘッドのドラマーとして活躍する傍ら、2010年のデビュー・アルバム『
ファミリアル』の発表以来、ソロ・アーティストとしても活躍しているセルウェイは、2014年に4年ぶり、2枚目となるアルバム『
ウェザーハウス』をリリース。翌年開催された第10回〈Hostess Club Weekender〉に出演しています。2014年にダンス・カンパニーに楽曲提供をした経験から、映画のサウンドトラックを手がけてみたいという思いを抱いていた時に、知人だったポリー・スティールから映画「Let Me Go」の音楽に関する話を持ちかけられたこで、サウンドトラックの制作が実現。セルウェイは「楽曲の仕上がりには満足しているし、初めてのサウンドトラック制作という経験から学んだことにも幸福感でいっぱいだ」と語っています。