悪魔祓い師“エクソシスト”に迫るドキュメンタリー映画「悪魔祓い、聖なる儀式」が11月18日(土)より東京・渋谷 シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。これを記念して11月2日に都内でトークイベントと試写会がされ、トークイベントには『
A』や『
FAKE』などのドキュメンタリー映画の監督として知られる
森 達也、オカルト雑誌「ムー」の編集長、
三上丈晴、怪談蒐集家の
西浦和也が登壇。
オカルトに関する著書や番組を数多く手がける森は「正直、オカルトを期待して見にきた人は、悪魔の姿が映されているわけでもないし肩すかしをくらうかもしれません。でもその分非常にリアルなんです。リアルは一見地味に見えるんですよね。もし僕が監督だったら色々仕込みたくなっちゃうけど、よく抑制された信頼できるドキュメンタリーです」とコメント。また、数々の心霊現象を体験している西浦も「以前、台湾の心霊スポットで撮影現場のアシスタントがその土地の霊に憑かれちゃったことがあるんです。その時の表情が、映画の中の人々と同じでした。この経験を踏まえて映画を見ると、宗教、地域、宗派が違っても、何か通じるものがあるんだなぁと思いました」と語りました。一方、三上は「ガチな作品だからこそ、霊視能力などがある方は映画のどこかに本物の悪魔が映っているのが見えるかもしれませんね」と、本作の新たな楽しみ方を提案しました。
■
「悪魔祓い、聖なる儀式」2017年11月18日(土)より東京・渋谷 シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
www.cetera.co.jp/liberamin監督: フェデリカ・ディ・ジャコモ
原題: LIBERAMI / 2016年 / イタリア・フランス / 94分 / 日本語字幕: 比嘉世津子 / 配給・宣伝: セテラ・インターナショナル© MIR Cinematografica – Operà Films 2016