1980年代初頭の結成以来、アメリカのオルタネイティヴ・ロックを代表するバンドのひとつとして活動を続けるメルヴィンズ（MELVINS）が、ニュー・アルバム『ピンカス・アボーション・テクニシャン』を4月20日（金）にリリース。

　アルバムは、フロントマンにしてギタリストのバズ・オズボーンとデイル・クローヴァー（dr）に、2015年の来日にも帯同したバットホール・サーファーズのジェフ・ピンカス（b）とレッド・クロスのスティーヴン・マクドナルド（b）を加えたベーシスト2名を擁する変則的な4人編成で制作。昨年発表の前作『ア・ウォーク・ウィズ・ラヴ・アンド・デス』と同様、レコーディング・エンジニアのトシ・カサイがプロデュースしています。

　収録曲はオリジナル5曲のほか、ザ・ビートルズ「抱きしめたい」、バットホール・サーファーズ「Graveyard」のカヴァーなどを含む全8曲。発売に先駆け、ジェイムス・ギャング「Stop」とバットホール・サーファーズ「Moving to Florida」をメドレーにした「Stop Moving to Florida」が公開されています。


バンドを結成して以来、ツイン・ベースでやったことはなかった。ツイン・ギターやツイン・ドラム体制の経験はあるけど、今回はツイン・ベースでやってみようと思って、そしたら当たり前のようにできた。レコーディング・スタジオでは一緒にコーヒーをいっぱい飲んで、かなり楽しくレコーデイングできたよ。このメンバーでツアー回るのが楽しみだね
――バズ・オズボーン