韓国初のクロスオーヴァー・シンガー・グループとして2017年にデビューし、初のソウルでのコンサート4,000席がチケット発売後15分で完売するなど、勢いのある活躍を見せる4人組“
フォルテ・ディ・クアトロ”(FDQ)が、4月13日に東京・渋谷 Bunkamuraオーチャードホールで初来日コンサートを開催。
フォルテ・ディ・クアトロは、リーダーのコ・フンジョン(テノール)、キム・ヒョンス(テノール)、イ・ピョリ(テノール)、TJソン(バス)から成る4人組。日本では2017年11月にデビュー・アルバム『
フォルテ・ディ・クアトロ』をリリースし、発売翌日に東京・九段下のイタリア文化会館でファンと関係者のみを招待したショーケース・ライヴを開催しています。
今回の来日公演では、デビュー・アルバムと2ndアルバム『
アヴェ・マリア〜CLASSICA』より、1曲目「オデュッセイア」を皮切りに、アンコール3曲を含め計18曲を披露。デビュー・アルバム収録曲の「Destino〜愛が変えたすべて」日本語ヴァージョンのほか、「川の流れのように」にも初となる日本語で挑戦し、会場を沸かせました。
本公演には、雅楽奏者の
東儀秀樹と、オーストラリア出身のアーティスト、
サラ・オレイン(Sarah Àlainn)がゲスト出演。オレインと「ウィングス」を、そして東儀も加え「ルーナ」を初共演しました。東儀秀樹は「FDQは歌がうまいのはもちろんだが、彼らのハーモニーからは“優しさ”が感じられて、それに包まれるのがとても心地いい。弟たちが出来たような気分がしている」とコメント。オレインは「なんといっても彼ら特有のハーモニーが唯一無二。いつかまた韓国でも日本でも共演したい」と絶賛しています。
©宇野寛之