プリンスが生前“雪をも溶かすほどの暖かな歌声”と絶賛したブルーノート新世代シンガー・ソングライター / ピアニストの
キャンディス・スプリングス(Kandace Springs)が、2016年にリリースしたデビュー・アルバム『
ソウル・アイズ』以来、約2年ぶりにニュー・アルバム『
インディゴ』(UCCQ-1087 2,500円 + 税)を9月7日(金)にリリース。本作はオリジナルとカヴァーを含む全13曲を収録。日本盤にはボーナス・トラックが1曲追加されます。リリースに先駆けてリード・トラック「ドント・ニード・ア・リアル・シング」のミュージックビデオがYouTubeで公開されています。
本作のプロデュースは、
コモンや
エリカ・バドゥを手がけたドラマー / プロデューサーの
カリーム・リギンスがほぼ全曲を担当。また、ソングライターには、
エイミー・ワインハウスや
コリーヌ・ベイリー・レイを手がけたジミー・ホガースや、
リアーナ諸作で知られる
エヴァン・ロジャース&カール・スターケンが名を連ねています。
今作についてスプリングスは、「“
ニーナ・シモンが現在のテクノロジーを持っていたら何をするか?” 誰もニーナを箱の中に入れることはできない。クラシック作品、ジャズ・スタンダード、
ビートルズのカヴァーに続きブルースを歌ったでしょう。今回の作品はそんなことからインスピレーションを得たの。私が私であるすべてのもののミックスなのよ」とコメント。
また、プロデューサーのリギンスは、「僕はジャンルを横断するのが大好きで、『インディゴ』における方向性は彼女のストーリーを伝えるために異なるさまざまなものすべてを合わせるということだったんだ。オーガニックに聴こえるのは、ソングライティングを中心にしてすべてが構築されていったから。彼女はピアノでの表現がとても豊か、そしてさらに声が素晴らしい。すべてのサウンドの焦点となっている。僕はシンプルさはそのまま残し、ちょっとしたパンチを加えただけ」と語っています。
スプリングスは、9月から開始する全米ヘッドライン・ツアーに続いて、11月からは日本を含むワールド・ツアーを開催。日本公演は、11月27日(火)の東京・有楽町 東京国際フォーラム ホールCと28日(水)の大阪・梅田 サンケイホールブリーゼの2公演が発表されています。
Photo by Jeff Forney