ソロモン・バーク 2005/02/23掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
14歳で初録音、10代ですでにゴスペル界では天才少年と呼ばれていた名ソウル・シンガー、
ソロモン・バーク(写真は2002年の
『ドント・ギヴ・アップ・オン・ミー』)。彼が68年にアトランティックに移籍して最初に発表された名盤
『キング・ソロモン』と次作の
『アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー』2タイトルが
2in1のCD(VSCD-1635 \2,520(税込))にてVIVID SOUNDより3月16日にリリース!
『キング・ソロモン』はR&B系の仕事が多いことで知られる名プロデューサー、バート・バーンズが担当、タイトルの“キング”のごとく王冠をかぶり、
ジェイムス・ブラウンよりもマント衣装を早く取り入れていたとさえいわれる巨漢のバークらしいタイトル。
ダン・ペン作によるサザン・ソウルの名曲「テイク・ミー・ジャスト・アイ・アム」ほか。さらに『アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー』のプロデュースは大物中の大物
トム・ダウドで、こちらには
アラン・トゥーサンや
レイ・チャールズ、ジム・ウェッブのカヴァーなどを収録しています。
2003年、ブルースの生誕100年を記念したニューヨークでのコンサートの模様を収録した、
マーティン・スコセッシのドキュメント・フィルム『ライトニング・イン・ア・ボトル』(3月渋谷シネマライズで公開予定)でも豪快なステージをみせていたというソロモン・バーク。彼のベストともいえる名作の復刻として要注目です。