AIRや
M83、
オマー・ロドリゲス・ロペスなど数多くのアーティストへの楽曲提供やヴォーカル参加、そしてホアン・アルデレッテ(
マーズ・ヴォルタ)とのユニット、
ビッグ・サーも話題を呼んだ米国のシンガー・ソングライター、
リサ・パピノー(Lisa Papineau)が、2019年に配信メインでリリースされた最新ソロ・アルバム『
オー・デッド・オン・オー・ラヴ(OhDead On Oh Love)』(CD PCD-24901 2,400円 + 税)を、ボーナス・トラックである5曲のリミックスを加え、鬼才の作編曲家・
三宅 純のレーベル「Drape」より1月8日(水)にリリース。
リサ・パピノーは難病の多発性硬化症と闘いながら活動を続け、近年も
バッファロー・ドーターのシュガー吉永、
マーク・ジュリアナ、ホアン・アルデレッテによるプロジェクト、
ヘイロー・オービットのアルバム『
ヘイロー・オービット』に大々的に参加したほか、なにより三宅の作品やライヴに欠かせない存在として度々来日も果たしています。
最新作『オー・デッド・オン・オー・ラヴ』のレコーディングには、盟友ホアン・アルデレッテのほか、
マニー・マークやセドリック・ビクスラー・ザヴァラ(マーズ・ヴォルタ /
アット・ザ・ドライヴ・イン)が参加。アコースティックとエレクトロニクスが融合したオルタナティヴ・ポップの数々は、時に優美で、時に気高く、時に痛切で、民族的なムードや実験性もちりばめながら多彩な音世界を提示。そして、そのすべてを統べるパピノーの歌声の圧倒的な素晴らしさも含め、ポップ性と芸術性を高い次元で両立させています。
本作のリリースにあたり、レーベルを主宰する三宅は「リサ・パピノーと出会ったのは15年前、以来彼女は私の最もコアなコラボレーターとなった。難病を抱えながらも、果敢に人生に挑み続ける姿は感動的だ。複雑な心理を赤裸々に刻印する独創的な作詞家として、陰影とダイナミクスに富んだエモーショナルなボーカリストとして、ずっと私を覚醒させ続けて欲しい」と、パピノーへ激励のコメントを寄せています。