珠鈴は、2017年に高校入学と同時に東京へ上京し、高校生活と並行する形で音楽活動をスタート。活動初期は弾き語りスタイルでしたが、自分の音楽スタイルを見つめ直し、2018年からサウンド・プロデュースにCity Your CityのTeppei、作曲に4s4kiを迎え、2019年5月に1st EP『光の中を泳ぐ』をリリース。当時高校生活に馴染めず、自分の精神世界で日々格闘しながら閥々と悩んでいた想いが作品に込められています。
「Fudan」は、この変わってしまった日常について歌った楽曲で、“これからの新しい日常”を生きていくために、今は少し立ち止まって考える時間も必要なのかもしれない、そんな日常に疲れてしまった人々へ寄り添うような1曲です。City Your CityのTPによるサウンド・プロデュースと、k-overによるメロディ・アレンジを受けた作品で、リリックは、珠鈴自身が担当し、今を象徴するかのような内容です。ミュージック・ビデオは、珠鈴がこれまで見てきた光景を集めた内容となっており、メランコリックでノスタルジックな作品に仕上がっています。