back numberが、2019年3月にリリースしたアルバム『MAGIC』以来1年5ヵ月ぶりとなる新曲「水平線」のリリック・ビデオを、8月18日（火）よりYouTubeにてサプライズ公開しています。

　「水平線」は、コロナ禍で中止となったインターハイ（全国高等学校総合体育大会）を目指していた高校生に向けて書き下ろした楽曲。新型コロナウイルス感染拡大によって生活に大きな影響を受け、back numberとしても心苦しい選択を強いられている中、インターハイが史上初めての中止という決定が下され、それまで開催に向けて尽力してきた運営を担当する高校生たちからback numberに手紙が届きました。学生時代に自身も陸上競技でインターハイを目指していたメンバーの清水依与吏は、2020年のインターハイの開催県が地元・群馬県であったこと、開会式で「SISTER」が演奏される予定だったことを知り、何か彼らや彼女たちのためにできないかと考え、急遽制作し完成したナンバーです。

　清水依与吏は「費やし重ねてきたものを発揮する場所を失くす事は、仕方ないから、とか、悲しいのは自分だけじゃないから、などの言葉で到底納得出来るものではありません。選手達と運営の生徒達に向け、何か出来る事はないかと相談を受けた時、長い時間自分達の中にあるモヤモヤの正体と、これから何をすべきなのかが分かった気がしました。先人としてなのか大人としてなのか野暮な台詞を探してしまいますが、俺たちはバンドマンなので慰めでも励ましでも無く音楽をここに置いておきます」とコメントしています。