2005/05/16掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
チェリーレッド、クリエイションといった英国を代表するインディ・レーベルを渡り歩き、その繊細なギター・サウンドで英ネオアコ・シーンをリードした、
フェルト(写真はベスト盤
『アブソリュート・クラシック・マスターピース』)。現
プライマル・スクリームのマーティン・ダフィが在籍したバンドとしても知られているかと思いますが、そのフェルトの中心人物であったローレンス・ハワードが自身のソロ・ユニット、Go Kart Mozartとして久々のニュー・アルバム
『Tearing Up The Album Charts』をついにリリースします!
フェルト解散後のローレンスは、ソロ・ユニット、
デニム(Denim)をまずはスタートさせ、3枚のアルバムを発表。その後、99年頃から新たなユニットとしてGo Kart Mozartを立ち上げて、2000年にデビュー作
『Instant Wigwam and Igloo Mixture』を発表していました。約5年ぶりとなるアルバムでも、ソロ時代の特徴であるチープなシンセでニューウェイヴ仕込みの英国ポップを歌う姿はもちろん健在。フェルト時代は“今にも死にそうな声”などと評されたローレンスですが、その声だからこそ作り得た、その独特の脱力感は今回も光っています! リリースはUKにて5月30日を予定。フェルト好きも、脱力エレ・ポップ好きも、ぜひともご注目を! オススメ!
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『Tearing Up The Album Charts』(01) Glorious Chorus
(02) Summer Is Here
(03) Electric Rock & Roll
(04) Listening To Marmalade
(05) At The DDU
(06) On A Building Site
(07) Fuzzy Duck
(08) Transgressions
(09) Delta Echo Echo Beta Alpha Neon Kettle
(10) Donna & The Dopefiends
(11) England & Wales
(12) City Centre