12月23日(水)に2020年2枚目のアルバム『
Face to Face』をリリースする
雨のパレードが、12月2日(水)から3週連続でアルバムより楽曲を先行配信リリース。第1弾として、アルバムの1曲目を飾るエレクトロ・ソウル・ナンバー「scapegoat」の配信がスタートしています。
2020年1月に4thアルバム『
BORDERLESS』を発表していながら、コロナ禍においての逆境をバネに、異例の今年2枚目となる新作『Face to Face』はタイトル通り、今だからこそ様々なものと一つひとつ真摯に向き合い思いのまま一気に作り上げた渾身のアルバム。本作のリリースまで3週連続配信リリースの第1弾、「scapegoat」は、ニュー・アルバム『Face to Face』の1曲目を飾る楽曲。雨のパレードが“Face to Face”で向き合うべきことの一つとして、この曲は近年多くなってきている“SNSでの社会問題”がテーマとなっています。ネットでの誹謗中傷、炎上……老若男女がSNSを簡単に扱えて、第三者が匿名でインターネットを介して人を傷つける事すらできてしまう現代。コロナ禍の緊急事態宣言中に於いて自分と見つめ直す時間をもらったという福永浩平(vo)が、SNSでの誹謗中傷が問題になっていたことを受け、SNSを使用する当事者の一人として“自分にしか歌えない歌を歌いたい”という想いから制作したとのことです。
楽曲は、福永が宅録でレコーディングした自身の声からリズムトラックを創るという実験的な手法を用いた、斬新なサウンドになり、サビは福永一人のコーラスを14トラック重ねたゴスペルコーラスになっています。最後に綴られた「みんながみんな幸せになれるならいいのに」から書き始められたという歌詞は、SNSで日夜起きている社会問題を抉り取るようにエッジィな言葉が連なる一方で、苦しい状況下に於いて運命を乗り越えていく為に支え合い明るく楽しみながら歌われたというゴスペル・ミュージックの起源にメンバーの想いが重ねられています。
また、ニューアルバム『Face to Face』の初回盤に収録されるボーナストラックの楽曲が決定。スタジオにてマイク1本で一発録りされた、雨のパレード初となるクリスマス・ソングが収録されます。マイク1本で向かい合いセッションにて録音することで、その場の空間をパッケージした温度を感じとれる作品です。