今回のツアータイトルである“UP TO ELEVEN”は、“限界を超える”や“常識の枠を超えてさらに上を目指す”という意味を持つ英語の慣用句。ファイナルとなる本公演にはタイトルに“MORE! MORE!”のワードも加わり、ハロプロ随一の実力派グループとしても知られている彼女たちが、限界を超えたネクストレベルのパフォーマンスをステージ上で披露。また、従来のファンだけでなく“盛れミ新規”と呼ばれる「盛れ!ミ・アモーレ」きっかけでグループを好きになった新しいファンの方も楽しめるような、グループの王道の楽曲を多く取り入れたセットリストも印象的でした。
冒頭のMCで、メンバー全員が声を揃えて「We are Juice=Juice!」と挨拶。井上が「UP TO 11(ツアー)は限界を超える、突破するということをテーマにやってきました。最終日はMORE MOREなので、もっともっと限界突破していきますよ!」と力強く宣言。また、入江里咲が「Juice=Juiceのライブ初めて来たよって方」と呼びかけると、会場のあちこちから手が上がり、「ありがとう」と感謝を口にする。また、入江は以前から応援してくれているファンの方も多く訪れてくれていることに触れ「今日は全員を楽しませます!」と笑顔を見せていた。
MC後は、グループの自己紹介ソングともいえる「GIRLS BE AMBITIOUS! 2026」でスタートする。昨年6月に加入した林仁愛のパートも加わった 2026Ver.を披露し、サビではメンバーの煽りを受けてファンも大合唱。メンバーとJuice=Juiceファミリー(ファンの総称)が一体となった共創的なライブが、会場のボルテージを必然と上げていく。
その勢いのまま「好きって言ってよ」「四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた」「トウキョウ・ブラー」「Never Never Surrender」をパフォーマンス。女性のリアルな心情を紡いだ歌詞の世界観に加え、スタイリッシュなサウンドが融合したJuice=Juiceならではの楽曲攻勢で、ファンを魅了。ここでも「四の五の言わず颯(さっ)と別れてあげた」の間奏で魅せる遠藤彩加里のシェネ(バレエの代表的な回転技)や「Never Never Surrender」での有澤一華のフェイクなど、11人は圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスをいかんなく発揮していた。
興奮の渦が残る会場からは、Juice=Juiceのライブでおなじみのアンコール「Juice!もう一杯!」のコールが繰り返される。その声援に応えて11人は再びステージに登壇。グループのパフォーマンス力が遺憾なく発揮される「Magic of Love」を歌い、メンバーが今回の公演の感想と感謝の想いを順に語っていく。
Juice=Juiceは2013年に結成され、同年9月にメジャーデビュー。メンバーの卒業と加入を繰り返し、現在は11人体制で活動中だ。昨年10月にリリースした最新シングル「盛れ!ミ・アモ-レ」が昨年末から盛り上がり続けており、現在はYouTube公式チャンネルでのMV再生数が1,099万回を突破。SNS関連動画総再生回数は6億5,000万回再生を達成している。「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」最優秀ガールズアイドルカルチャー楽曲賞(グループ/ソロ)にもノミネートされるなど、リリースから半年近くも経ったにも関わらずブームを巻き起こし続けている。