シンガー・ソングライターの
ジュリアン・ベイカー(Julien Baker)が、2月26日(金)に発売されるニュー・アルバム『
Little Oblivions』から、ユニットの
ボーイジーニアスでともに活動した
ルーシー・ダッカスと
フィービー・ブリジャーズが参加する新曲「Favor」を公開しました。YouTubeで公開中のリリック・ビデオでは、歌詞の日本語訳を表示させることができます。
ブリジャーズはベイカーの新作について「彼女の世界観はものすごく明瞭で、常に変化している。物事を批判的に考えられる人よ。彼女の音楽も同じように変化しているし、このアルバムは彼女の作品の中で一番好き。次のアルバムに対しても同じように感じると思うけどね」とコメント。
ダッカスは「Favor」の録音を振り返り、「ナッシュビルで“Favor”のヴォーカルをレコーディングした日、ボーイジーニアスのEPを録音した時と同じ雰囲気が感じられた。音楽を作るのは、ただ一緒にいたという自然な結果として生まれたもので、簡単なことだったんだけど、同時に、何にも代えることができない感じがする、稀な体験だった。この曲の、殺伐としているけれども繊細な友情の形を描いているところがとても好き。壊れた信頼関係から立ち直る様子が描かれているでしょう。真実は、壊されるべきものだけを壊すものであって、愛はその中には決して含まれないのだということに気付かされた。ジュリアンの人生と音楽に関われることは光栄なことだと毎回思っている」と語っています。
また、先日公開されたシアトルのKEXPのために行なわれたパフォーマンスで、ジュリアンは『Little Oblivions』からの曲と
サウンドガーデンの1995年のシングル「Fell On Black Days」のカヴァーを披露。このときの模様をYouTubeで見ることができます。