セクシュアリティのカミングアウトをともなった2017年のシングル「I Wanna Be Your Girlfriend」でクィア・インディポップ・シーンで広く支持を得ている、ノルウェー出身のシンガー・ソングライターのMarie Ulven(マリー・ウルヴェン)によるソロ・プロジェクト、girl in red(ガール・イン・レッド)が、4月30日(金)に1stアルバム『if i could make it go quiet』をリリース。
陶酔感のあるベッドルーム・ポップ・サウンドで話題を呼び、Instagramは190万人、Spotifyは280万人のフォロワーを持つ“Z世代”のクィア・アイコンとして人気を博しているgirl in redは、新人の登竜門としても名高いイギリス「BBC Sound of 2021」にもデビュー前に選出されるなど、ブレイクが確約されている逸材として日ごと注目を浴びています。
そのデビュー・アルバムとなる『if i could make it go quiet』は、全曲において自身が作詞作曲を手掛けており、現代の若者たちの矛盾をはらむあらゆる経験を表現すべく、年齢や性別、あらゆるバックグラウンドのスペクトルを超えて響かせるオルタナティヴ・ポップを展開。アルバム・リード曲で先行シングルとなる「Serotonin」(セロトニン)では、
ビリー・アイリッシュの実兄でグラミーウィナーのプロデューサーのFINNEAS(フィニアス)を共同プロデューサーに迎え、歯切れ良く耳に残るビートを効かせながら、girl in redのメンタルヘルスとの闘いを残酷なまでに正直に綴った叙情的ポップ・アンセムに仕上げています。
本アルバムについて、girl in redことMarie Ulvenは、「人間であることがどういうことなのかを学ぼうとする試み。自分自身の最も恐ろしい部分に向き合ったり、自分が結局ただの肉と骨でしかないという痛みを抱えて生きなければならないこと。怒り傷き、許せなくてもなお、自分の心をどうにかつなぎ止めておくということ。自分の心の中の最も暗い部分に光を当てて、みんなを受け入れるということ。わたしはこの作品を通じて、“実際になにが起きているのか”理解しようとしている」というコメントを寄せています。
■2021年4月30日(金)リリース
girl in red
『if i could make it quiet』レーベル: ASTERI ENTERTAINMENT
[収録曲]
01. Serotonin
02. Did You Come?
03. Body And Mind
04. hornylovesickmess
05. midnight love
06. You Stupid Bitch
07. Ru
08. Apartment 402
09. .
10. I’ll Call You Mine
11. it would feel like this
gir.lnk.to/serotonin-single