『
search / サーチ』の
アニーシュ・チャガンティ監督&製作陣の最新作『RUN』(原題)が邦題『RUN / ラン』として、6月に東京・TOHOシネマズ 日本橋ほかにて全国ロードショー決定。ポスター・ヴィジュアルと場面写真が公開されています。
本作は『search / サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督&製作チームが新たに描くサイコ・スリラー。画期的な映像表現で世界中の映画ファンを驚愕させた『search / サーチ』。その成功によって一躍、新世代スリラーの旗手となったアニーシュ・チャガンティ監督が、同じ製作チームと組んで完成させた長編第2作目となる『RUN / ラン』。チャガンティ監督がスリラーの原点に回帰した意欲作です。
アルフレッド・ヒッチコック作品のスタイルに新鮮な視点と独特なひねりを加え、ジャンル映画の王道をゆく醍醐味を追求しています。また、本作はアメリカではコロナ禍を背景に、2020年11月にHuluでの配信がスタート。多くの映画ファンの注目を集め、配信初週における同サービス最高視聴者数の記録を更新しました。
謎の失踪を遂げた娘を捜索する父親の苦闘を描いた『search / サーチ』に続いてチャガンティ監督が主人公に選んだのは、生まれつき病気で車椅子生活を余儀なくされている17歳の娘と、その娘に歪んだ愛情を注ぐモンスター毒母。さらに前作とは逆に本作では母娘関係を非常にネガティブに描いています。
主人公である車椅子の娘クロエ役にはオーディションで抜擢された新人女優キーラ・アレンを起用。対して、人生のすべてを娘に捧げた“完璧な母親”から歪んだ母性愛が狂気へと変貌していく母ダイアン役は、人気ドラマ・シリーズの『
アメリカン・ホラー・ストーリー』で、現代のサイコホラーの象徴的存在となった
サラ・ポールソンが怪演。暴走した母と囚われた娘の濃密な心理戦を繰り広げます。
今回公開となったポスター・ヴィジュアルは、鬼気迫る表情で今にも叫び声が聞こえてきそうな車椅子の娘クロエの姿と、感情の読み取れない表情で静かに一点を見つめ、娘を飲み込むかのような巨大な母親ダイアンの影が対照的。「母の愛からは逃れられない」のコピーが不気味さを放ち、映画ファンを期待させるヴィジュアルとなっています。
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