1975年にアルバム『
ドリームボート・アニー』でデビューし、その後15作のオリジナル・アルバムと4作のライヴ・アルバムを発表。8thアルバム『
ハート』で全米1位を獲得し、2012年には“ロックの殿堂”入りを果たしたウィルソン姉妹率いるバンド“
ハート”のギタリスト、
ナンシー・ウィルソン(Nancy Wilson)が、キャリア45年にして初のソロ・スタジオ・アルバム『
ユー・アンド・ミー』を4月28日(水)に日本盤先行発売。
ソロ名義として、1999年にライヴ・アルバム『LIVE AT McCABES GUITAR SHOP』を発表していますが、ソロ・スタジオ・アルバムは今作が初の作品。2020年に発表された
ブルース・スプリングスティーンの楽曲「The Rising」のカヴァーが好評を得て、アルバム作品が待たれていた中での発売となります。今作品の制作に関し、元々2020年にハートのツアーが予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止に。これまで幾度となくソロ・アルバムの発表に関し様々な人たちから問われてきましたが、今がその時だと思い制作に入ったとのことです。
バンド・メンバーはハートのメンバーがバックを固め、
サミー・ヘイガー(ex
ヴァン・ヘイレン)、
ダフ・マッケイガン(
ガンズ・アンド・ローゼズ)、
テイラー・ホーキンス(
フー・ファイターズ)など超豪華アーティストがゲスト参加しています。また、楽曲もブルース・スプリングスティーン「The Rising」の他、
パール・ジャム「Daughter」、
クランベリーズ「Dreams」、ナンシーがリスペクトをしてやまない
サイモン&ガーファンクルの「The Boxer」など多様なジャンルのカヴァー曲を収録。本編ラストに収録された楽曲「4 Edward」は、2020年に逝去したエディ・ヴァン・ヘイレンへのトリビュート・ソングとなっています。