2020年にリリースしたデビュー・アルバム『
Fake It Flowers』がUKアルバム・チャートで初登場8位を記録、日本のCDショップ大賞で洋楽賞を受賞するなど大ヒットしたシンガー・ソングライター、
ビーバドゥービー(beabadoobee)が4曲入りのニューEP『Our Extended Play』を6月24日に発表しました。プロデュースは
THE 1975のマシュー・ヒーリーとジョージ・ダニエル。2人はソングライティングと演奏にも携わっています。収録曲「Cologne」のミュージック・ビデオが公開中です。
レコーディングはロックダウン最中の2020年夏。英オックスフォードシャーの田園地帯にビーバドゥービーとバンド・メンバー、マシュー・ヒーリー、ジョージ・ダニエルが集まって行なわれました。彼女がほかのアーティストと密接にコラボレーションするのは初めてで、これまでの制作プロセスから離れて、新しい音楽スタイルやサウンドに挑戦した意欲作となっています。
ミュージック・ビデオが公開された「Cologne」は、みずから「セクシーなラブソング」と語る一曲で、不安や自信のなさ、自分の価値を他人に認めてもらおうとすることからの脱却など、矛盾した複雑な感情を表現しています。スロータイの映像作品を手掛けるThe Restがディレクションを務めたミュージック・ビデオについて、ビーバドゥービーは「私の友人たちと一緒にアクション映画を作りたいと思っていたので、思い通りのものができました」とコメントしています。
またEPについては「コロナ禍の難しい時期に、本当に協力的な方法で作られました。私のバンドやマティ(マシュー)、ジョージと一緒にレコーディングができて、本当にラッキーでした。このEPが人々を何らかの形で結びつけることができればと願っています。収録されている楽曲は去年はなかなか感じられなかった連帯感についての曲でもある。この作品は、次のステップへの架け橋のようなものと感じています」と語っています。