11月17日（水）に11作目となるオリジナル・アルバム『LITTLE CHANGES』をリリースする中田裕二が、アルバムよりすでに音源配信されている「わが身ひとつ」のミュージック・ビデオを10月29日（金）より公開。あわせて、アルバム・リリースにあたり、東京と神戸でリリース・イベントを開催することを発表しています。

　宮尾登美子原作の映画『夜汽車』にインスパイアされて作られたという「わが身ひとつ」の楽曲イメージを投影した映像では、中田が憧憬する昭和初期の大人の男女のやるせない心情が表現されており、中田作品3作目となる松永つぐみが監督を務めています。

　また、アルバム・リリースにあたり、11月9日（火）に東京・TSUTAYA O-EASTで「ライブナタリー」主催のライヴ＆トーク・イベントと、11月19日（金）には神戸の複合施設・ミント神戸で、兵庫・タワーレコード神戸店でのアルバム購入者を対象にしたミニ・ライヴが開催されます。この2年でベスト盤含め3タイトルをリリースしたコロナ禍においては、公の場でリリース・イベントが開催できなかったこともあり、いずれもファン待望のイベントとなります。

　なお、中田は10月29日（金）に神奈川・ビルボードライブ横浜にて、映像作品としてリリースもされた4月の東京・LINE CUBE SHIBUYA公演以降、隔月で行われてきたソロ10周年のアニバーサリー・ライヴ・シリーズのファイナルとなる弦楽四重奏との初共演ライヴ〈YUJI NAKADA 10TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE vol.4“中田裕二と弦楽の調べ”〉を開催。有観客と2ndステージのみの有料配信も開催します。

　10周年の終わりから11年目の始まりへ、しなやかにシフトチェンジする中田の動きから目が離せません。