2004年にTV放映されたアニメ『サムライチャンプルー』。渡辺信一郎監督によるこの作品は、時代劇とヒップホップのエレメントが“チャンプルー”したその斬新な映像と音楽はアニメ・ファンのみならずヒップホップ・ファンをも虜にして、国内はもとより海外でも高い評価を受けました。

　音楽への造詣が深いことでも知られる渡辺監督がこの作品でセレクトしたアーティストは、稀代のトラックメイカーNujabes、Five Deezの中心メンバーとして00年代から活躍、ソロではNujabesプロデュースでのアルバム・リリースもあるfat jon、数多くのアーティストのリミックスも手掛け、国内外のクラブ・シーンでもトップランナーとして存在感を示すKZAとDJ KENTによるユニットFORCE OF NATURE、SHAKKAZOMBIEのトラックメイカーとしてジャパニーズ・ヒップホップの黎明期からシーンをリードし続けるTsutchie。彼らが『サムライチャンプルー』のために作ったトラックは『departure』『masta』『impression』『playlist』の4枚のCDとして2004年にリリース、スマッシュヒットを記録しました。

　この4枚のCDが18年の時を経て、アナログ盤でリリースされることになりました。『departure』と『masta』が4月27日（水）、『impression』と『playlis』が5月18日（水）の発売で各タイトルとも初のアナログ化となります。4タイトルとも初回生産限定、予約締切は2月7日（月）です。