ピアニストの
アリス=紗良・オットが、4年ぶりとなる全国ツアー〈Echoes of life〉を2022年5月に開催します。
5月20日(金)の岡山・倉敷市民会館を皮切りに、5月30日(月)の東京・サントリーホールまで、全国7ヵ所で予定されている今回の公演は、建築家のハカン・デミレルが手がける映像とのコラボレーション。スクリーンに映し出される映像と、
ショパン「24の前奏曲」(全曲)に
リゲティ、
武満徹、
ニーノ・ロータ、
フランチェスコ・トリスターノらの7つの楽曲を間奏曲として組み合わせたプログラムです。
[コメント]今回のプログラムは、休憩なしのコンサートです。私は聴衆とひとつの物語、ひとつの経験を共有し、初めから終わりまで、一緒にひとつの旅を体感いただけたらと思っています。普通のリサイタルでは、異なる作曲家の作品集で演目が組まれ、聴衆はコンサート中にプログラムの曲目解説を読みながら、作品と作曲家を分けながら聞いています。私はその考えを変えたいのです。音楽が始まった瞬間からは、個々に自分自身の印象と感覚でその音楽を発見して欲しいのです。プログラムには知っている曲も多いですが、知らない曲もあると思います。曲名や背景も知らないことによって、彼らは自分自身で感じた印象や雰囲気でその音楽を自分自身の思い出と結びつけるでしょう。それは新しい体験となるのです。――アリス=紗良・オット