ロンドンのジャズ・シーンで活躍し、ブルーノート・レコードの名曲カヴァーを収録する2020年のコンピレーション・アルバム『
ブルーノート・リイマジンド』に
ジョルジャ・スミス、
エズラ・コレクティヴ、
ヌバイア・ガルシアらとともに参加した、マルチ奏者 / プロデューサー / ヴォーカリストの
エマ・ジーン・サックレイ(Emma-Jeam Thackray)の初来日公演が決定しました。日程は、9月15日(木)東京・WWW X、9月16日(金)大阪・ビルボードライブ大阪。
サックレイは英ヨークシャー生まれ。ヨークシャーはブラスバンドの盛んな場所として知られており、サックレイも小学生のときにコルネットを吹き始めました。その後、
ギル・エヴァンスがアレンジした
マイルス・デイヴィスの「Concierto De Aranjuez」に衝撃を受けてジャズの虜に。2021年にデビュー・アルバム『
Yellow』、2022年2月には“Talking Therapy Ensemble”の名義で、4曲入りEP『Talking Therapy』を発表。Talking Therapy Ensembleは、
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、
サン・ラー・アーケストラ、
アルバート・アイラー、
イリヴァーシブル・エンタングルメンツといったアーティストや、50年代から60年代の詩、ブルース、パンクの影響を受け、狂気的なフリージャズとグルーヴの、作曲と即興、公と私などさまざまな要素の“間”に位置するものとアナウンスされています。
また、EP『Talking Therapy』は7月8日(金)にアナログ盤が発売されます。