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ニコラス・コロン指揮フィンランド放送響、交響曲第5番を含むシベリウス・アルバム第2弾を発表 テツラフ参加曲も

ニコラス・コロン   2025/04/22 12:27掲載
ニコラス・コロン指揮フィンランド放送響、交響曲第5番を含むシベリウス・アルバム第2弾を発表 テツラフ参加曲も
 ニコラス・コロン指揮フィンランド放送交響楽団が、新作『シベリウス:交響曲第5番他』を6月6日(金)に発表します。コロンのフィンランド放送響デビュー盤だった2022年の『シベリウス:交響曲第7番 他』に続く、シベリウス・アルバム第2弾。交響曲第5番のほか、「2つのセレナード」「2つの荘重な旋律」「組曲『白鳥姫』」を収録しており、「2つのセレナード」と「2つの荘重な旋律」にはクリスティアン・テツラフ(vn)が参加しています。

 交響曲第5番には前作でも示されたコロンの明晰かつ繊細な音楽作りが生きており、明るさや壮麗さのみならず、内声の動きがもたらす陰影によって曲に深い奥行きを与えています。翳りを感じさせる箇所でのオーケストラが奏でるサウンドに特有のほの暗さがあるのも、この楽団ならではの魅力。暗から明に至るグラデーションが豊かになり、クライマックスが一層輝かしく感じられるのもコロンの巧みな指揮の賜物です。

 テツラフは2002年にシベリウスのヴァイオリンと管弦楽のための作品全集を録音しています。当時の演奏は、輝かしいサウンドでメリハリが利いてダイナミック、曲の持つシンフォニックな立派さを感じさせるものでした。一方、今回の録音では、近年の彼がブラームスシューベルトで見せるような細部の徹底した彫琢とそこから生まれる陰影の深さ、表出される情感の豊かさが増して、心理的なドラマを感じさせるものとなっています。サロン風の小品ともヴィルトゥオーゾ・ピースとも異なる、これらの曲の真価に迫った圧巻の演奏です。

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