長年所属していたレーベル“ffrr”を離れ、その動向が注目されていた、UKテクノ界の鬼才コンビ“オービタル”。昨年には、スリラー映画『Octane』のサントラを手掛けるなどしていたものの、やはりファンとしては、オリジナル・アルバムを期待していたはず。そんなアナタについに朗報です！　彼らの公式HPにて先日発表されたことによれば、前作『オルトゥゲザー』(写真)から約3年ぶりとなるニュー・アルバムがついに完成した模様。現在までのところ、6月21日にUKにてリリースされる予定です。

　新たに設立した自身のレーベル“Orbital Music”からのリリースということからか、彼らの初期作品『Green Album』『Brown Album』にも通じるシンプルな名である『Blue Album』と名付けられた本作。ゲスト・ミュージシャンには、いかにも4ADらしい匂いを醸し出す、4AD所属の女性アーティスト“Lisa Gerrard”に加えて、兄弟揃って奇人なロンとラッセルのメイル兄弟によるベテラン・モダン・ポップ・ユニット“スパークス”も参加しているとのこと。中でも、スパークスとの共演は一見意外ではありますが、共に奇才な匂い感じるだけに、この共演は非常に楽しみ！　是非とも日本盤化も期待したいところですね？　なお、収録予定曲は下記のとおりです。

(01) Transient
(02) Pants
(03) Tunnel Vision
(04) Lost
(05) You Lot
(06) Bath Time
(07) Acid Pants
(08) Easy Serv
(09) One Perfect Sunrise