ピアノからパーカッションまでさまざまな楽器を同時演奏する機械を用いた昨年のアルバム『オーケストリオン』で、リスナーの度肝を抜いた
パット・メセニー(Pat Metheny)の新作『What's It All About』が完成しました。Nonesuchからの輸入盤は6月14日の発売。アナログ盤も同時発売されます。
前作から一転、新作はソロ・アコースティック・ギターによるカヴァー集。これまでもさまざまなカヴァーには取り組んできたものの、カヴァー曲のみで構成されるアルバムは初めてのこと。「サウンド・オブ・サイレンス」(
サイモン&ガーファンクル)、
バート・バカラック作曲の「アルフィー」、
カーペンターズのヴァージョンが有名な「雨の日と月曜日は」など、メセニーが若い頃に聴き、ハーモニーとメロディに夢中になったという曲ばかりを集めています。
メセニーは2003年にもソロ・ギター・アルバム『ワン・クワイエット・ナイト』を発表しており、そこではバリトン・ギターを駆使していますが、新作でも大半の楽曲でバリトン・ギターを使用。太く温かみに満ちた独特の音色を聴くことができます。