アルバム『Dream Fatigue』は、ムスタファとDylan Wiggins(ロザリア、ジャスティン・ビーバー)が共同エグゼクティブ・プロデューサーを務め、前述のダニエル・シーザーに加え、ターンスタイルのブレンダン・イエーツ、dexter in the newsagent、そしてジョックストラップのTaylor Skyeが参加。その錚々たるコラボレーター陣が示すように、本作は、レックスによるこれまでの閉じこもった手法からの転換を示すものであり、コミュニティを受け入れることによって彼の最大の強みがいかに際立つかを示した作品となっています。
レックスは、8月下旬にロンドンのVillage Undergroundで行なわれたアンダープレイ公演において、ブレンダン・イエーツとともに『Dream Fatigue』収録曲「Elvis」を初披露。その直前に出演した〈All Points East〉では、レックスが自身のセット中にRavyn Lenaeを呼び込み、彼女のヒット曲「Love Me Not」のリミックスを披露しました。翌晩にはタイラー・ザ・クリエイターが同フェスティバルにおける2度目のヘッドライン・パフォーマンスにレックスを招き、Tylerのアルバム『Flower Boy』に収録された2人のコラボレーション曲「Boredom」を披露。さらに、わずか数日後、ダニエル・シーザーがソールドアウトとなった自身のO2アリーナ公演のステージにレックスを招き、『Dream Fatigue』より2人のコラボレーション曲「Indecision」を披露するなど、彼のコミュニティの広がりが結実したことが伺えます。