私立恵比寿中学(エビ中)のワンマン・ライヴ〈合同出発式 〜今、君がここにいる〜〉が4月15日(火)、日本武道館で開催。エビ中にとって日本武道館は、2012年に行なわれた指原莉乃のプロデュース・イベント〈第一回ゆび祭り〜アイドル臨時総会〜〉以来となり、自身のワンマンとしては今回が初。昨年末に発表された、メンバーの
瑞季、
杏野なつ、
鈴木裕乃にとって最後の公演ということもあり、チケットは即日ソールドアウト。会場には約10,000人のエビ中ファミリー(ファン)が詰めかけました。
校舎と桜並木を配し、グループのコンセプトにのっとった“学校”を再現したステージ。会場が暗転し、オープニング映像が流れると、そこには“私立恵比寿中学”に通い、学び、切磋琢磨したメンバー9名の、新たな人生に旅立たとうとする晴れやかな姿――。
ライヴは久々の「エビ中一週間」からスタート、インディーズでのデビュー当時の衣装のリメイクに身を包み、ステージは新旧楽曲織り交ぜテンポよく進んでいく。17曲目「スターダストライト」で転換を迎えると、再びスクリーンに映像が流れ、転校をメンバーに明かしたまさにその瞬間の涙の映像にはじまり、在りし日の懐かしい映像が次々と流れ、会場がノスタルジーに浸っていく……。映像が終わると、校舎入口の屋根に腰掛けた安本彩花によるソロ「またあえるかな」(2012年7月に行なわれた日本青年館公演以来!)。
そして、「フレ!フレ!サイリウム」「約束」をはさんで、各転校メンバーからの挨拶が行なわれ、「入ったときはんあんなに小さなステージで踊っていた私たちが、今この日本武道館というステージに立っていることが信じられません。辞める前に日本武道館で出来て本当に嬉しかったです」(杏野)と語り、「4年前の自分とは全然違うと思います。ここまで成長してくださって……違う、あたしが成長したんだ」(鈴木)とナチュラルなキャラクターで会場を沸かせ、「エビ中は私の青春そのものです。私立恵比寿中学、出席番号1番瑞季は永遠に欠番です。本当にありがとうございました!」(瑞季)と締めくくりました!
ここで転校メンバー以外の6名から転校メンバーへ、田村歩美(たむらぱん)書き下ろしの新曲「Dear Dear Dear」がサプライズで披露。何も聞かされていなかった転校メンバーはもちろん、会場中の涙を誘う、この日一番のハイライトに。そして本編最後は、エビ中のインディーズ・デビュー曲「えびぞりダイアモンド!!」。
アンコール1曲目「Go!Go! Here We Go!ロック・リー」では、新メンバーの“カホリコ”こと小林歌穂と中山莉子が忍者の格好で登場、続く「Lon de Don」でも着ぐるみで学芸会感たっぷりに、エビ中史上最初で最後となる11名でのパフォーマンスが開幕! 「仮契約のシンデレラ」「イッショウトモダチ」「また明日」と、“合同出発式”らしい盛り上がりに。
最後は、エビ中ワンマンでは恒例となったサプライズ発表。昨年も行なった〈エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん〉を8月2日(土)に、山中湖交流プラザ「キララ」シアターひびきで開催することが発表。新体制の8人となるエビ中で、初の野外10,000人ライヴへ挑みます!