祖父が指揮者
ジャン=クロード・カサドシュで、クラシック・ピアニストの父、ソプラノ歌手カロリーヌ・カサドシュを母に持つフランス音楽界のサラブレッド、
トーマス・エンコ(Thomas Enhco)の初となるソロ・ピアノ作
『フェザーズ』(UCCM-1233 2,600円 + 税)が3月11日(水)にリリースされます。
今作がメジャー・デビューとなるトーマスですが、ここ日本では充実した活動ですでに多くのファンを獲得しています。2008年に日仏交流150年を記念したイベントに出演して以来、ジャズ・クラブでの演奏活動をはじめ、2014年には〈ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭〉にも出演し、クラシック・ファンにもその演奏力の高さが認知されました。また
『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』(2009年)、
『ウィンドウ・アンド・レイン』(2011年)、
『ジャック&ジョン』(2013年)と過去3作日本制作のアルバムを発表、高い評価を得ています。
また今年は、現代音楽家パトリック・ジマーリの書き下ろし曲「サインズ・オブ・ライフ」をブルガリア出身の打楽器奏者、ヴァシレヴァ・セラフィモヴァと、クラシックの名門レーベル=ドイツ・グラモフォンでレコーディングを予定。ピアニストとして新たなステージへ突入します。