やついいちろう 2012/02/23掲載(Last Update:12/02/27 15:23)
2月18日(土)、
エレキコミックの
やついいちろう主催による音楽とお笑いのエンタテインメント・フェス<YATSUI FESTIVAL 2012>が開催されました。
お笑い芸人としてはもちろん、ロックDJとしても高い人気を誇るやついいちろう。これまで定期的に開催されていたイベントとは異なり、今回はO-Group4会場とDuo MUSIC EXCHANGEという渋谷のライヴハウス5会場が連動しての初の大型フェスとしての開催となりました。
ロック、アイドル、お笑い、DJなど多岐にわたるアーティストの出演は開催前から大きな話題を呼びチケットは見事に完売、3000名の観客が大きな期待とともに渋谷の街に集結しました。
最大キャパを誇るEAST会場は
レキシからスタート。池田貴史のMCや長尺のコール・アンド・レスポンスが炸裂しセットリスト変更を余儀なくされるというハプニングがありながらも、『三国志』の馬超の格好で登場(!)したやついいちろうとともに「きらきら武士」を披露するなど、会場は大盛り上がり。その他のステージも
Negiccoらによるステージで幕を開ける、最高のスタートとなりました。
前述の通り、<YATSUI FESTIVAL 2012>の最大の特徴は出演アーティストの多彩さ。サブ・ステージを設置しお笑い芸人やDJが登場したEAST会場、Duo会場をはじめ、ジャンルに縛られないタイムテーブルが構成され、
エレ片(
片桐仁はインフルエンザのためスカイプで登場)のあとに
きゃりーぱみゅぱみゅがキュートなパフォーマンスを、
大槻ケンヂのディープな世界を経て
東京女子流がクオリティの高いクールなステージを、
でんぱ組.incの次に
渋さ知らズの圧倒的なライヴを披露するなど、ここでしか見ることのできない独特な空間が展開し各会場を盛り上げました。
フェスも終盤となり、
曽我部恵一BANDの熱量の高いパフォーマンス、
ラブレターズや
キングオブコメディらのお笑いステージを経て、EAST会場にこの日の目玉ともいえる
小室哲哉が光臨すると観客の興奮は最高潮に。キーボードとアナログ・レコードによるステージを見せ、ラストはやついいちろうとのまさかの共演で「survival dAnce 〜no no cry more〜」をプレイ。すべての観客が一体となって踊る姿は圧巻のひと言でした。
そこからはまさにやついの独壇場。おなじみのDJプレイのほか、
IMALUとのユニット<SUSHI PIZZA>で「マイティDISCO」などを披露し、全ての公演が終了。
各会場が独立したライヴハウスながら、その行き来のしやすさも手伝い雰囲気はまさに大型フェスそのもの。終演後も余韻さめやらぬように、満面の笑顔で渋谷の街を歩く人々が印象的でした。
今回の大成功を経て、「次はもっと大きくしたい。お金をくれる企業の方! ぜひお話だけでも!(笑)」と、来年以降の開催にも意欲を見せたやついいちろう。今後の展開が楽しみです。
なお、このフェスの模様はフジテレビNEXTにて4月15日に3時間ぶち抜きで放送されることが決定! 今回残念ながらチケットを手に入れることができなかった人も、あのステージを見逃した!という参加者も、ぜひチェックしてみましょう。
Photo By Yuji Honda
Photo By Terumi Fukano
Photo By Yuji Honda
Photo By Terumi Fukano
Photo By Yuji Honda
Photo By Yuji Honda