日本スーパーウェルター級チャンピオン、OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級そしてABCOスーパーウェルター級(日本ボクシングコミッション未公認)の三冠チャンピオンで、“アジア最強王者”の呼び名も高い注目のボクサー、クレイジー・キム選手。今年1月に行なわれ、鋼鉄の拳を持つ“三十路”スラッガー同士の対決となった、波乱万丈“泣き虫”ボクサーこと川崎タツキ選手(エモ・コア・ファンなら魅了されること間違いなし！)とのビッグ・マッチを見事に制し、つい先日行なわれたタイトル・マッチでも防衛、亀田興毅選手に野次を飛ばしたり、言うならば“永久思春期ライセンス”保持者か!? と心をゆさぶるルックスにやんちゃな言動もホットな、向かうところ敵なしのファイター。

　そんなクレイジー・キム選手の、ご質問いただいた入場テーマ曲は東京のアンダーグラウンドのリアルなレゲエ・シーンで評判のアーティストC-SARの「ライムテロ」。なんともアグレッシヴなそのタイトルについついうなづく“ハーコー”チューンですね。

　C-SARは妄走族の超問題作＆出世作シングル「大麻合唱」(残念ながら現在入手困難)にも参加してるレゲエMCで、本当のレゲエ・ミュージックを広めようと結成されたサウンド・クルー、SPICY CHOCOLATEのメンバーです。「ライムテロ」は彼らの『SPICY CHOCOLATE RUN DE WORLD』というオムニバスに収録されていますよ。