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結成5周年のBE:FIRSTや女狂わせのIS:SUE、新生エイジアなど 11月第2週の注目作

2026/11/06掲載
今週リリースされる作品の中で、チェックしておくべきなのは何ですか?
 11月第2週(11月2日[月]~11月8日[日])は、圧巻のダンス・パフォーマンスで人気を誇るダンス・ヴォーカル・グループの新作が存在感を放っています。

 まずは、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、LEOによる6人組、BE:FIRSTがメジャー・デビュー5周年の記念日11月3日に放ったニュー・アルバム『BE:4U』が大きな話題。リリース日には、Yahoo! JAPANで「BE:FIRST」と検索すると、画面いっぱいにハートが舞う特別演出も実施され、記念日を華やかに盛り上げていました。

 BE:FIRSTは、BMSGのCEO、SKY-HI肝いりのオーディションから誕生した第1弾グループとして2021年にメジャー・デビュー。歌唱力、ダンス、ラップのすべてに高いレベルを誇り、メンバー全員がメイン・ヴォーカルを担える実力派として知られています。各種音楽チャートを席捲した2023年発表「Mainstream」が、「Shining One」「Bye-Good-Bye」「Boom Boom Back」に続いて4曲目の1億回再生楽曲となったのも記憶に新しいところ。5周年を迎えた今年は、5月に初のスタジアム・ライヴを開催し、2日間で10万人を動員。9月にはグローバルEP『WATCH ME』でUSデビューを果たし、オーディション時から掲げていた「世界で活躍するボーイバンド」という目標も実現しています。近年は同じくBMSG所属のMAZZELやHANAをはじめ、XG、ONE OR EIGHTなど高いパフォーマンス力を持つグループが続々と登場していますが、その流れを象徴する存在のひとつがBE:FIRSTと言えるでしょう。

 そんな彼らの最新作『BE:4U』には、節目の年に“一生涯BE:FIRST”という決意を歌った「BE:FIRST ALL DAY」をはじめ、ジョナス・ブルーと再びタッグを組んだ「Missing」、映画『RYUJI 竜二』の主題歌「It's not a bad life」など、自信と覚悟に満ちた楽曲が並びます。中でも注目はリード曲「NOW U KNOW」。リリース前日にTVで初披露されると、圧倒的なダンス・パフォーマンスがSNSでも大反響。オールドスクールな振り付けを、重厚かつ鋭利に表現したダンスは、「称賛も栄光も振り返らない」「過去を超えていく」という挑戦的なメッセージにも力強い説得力を与えています。また、本作ではMANATOが「NOW U KNOW」の制作に参加したほか、「for you」ではプロデューサーのShintaro YasudaとともにMANATO、JUNON、LEOが制作に携わるなど、創作者としての成長も見られる一作。5周年を経た彼らの表現に大いに期待が高まります。


 ヒップホップ色の強いグループと言えば、LDH JAPANに所属する16人組、THE RAMPAGEの5thシングル「One Shot」にも注目。THE RAMPAGEは、2014年に開催された3つのオーディションを通じて選ばれた3名のヴォーカルとパフォーマー13名で構成された、見応えのあるパフォーマンスに定評のあるグループです。9月から放送中の『仮面ライダーマイス』の主題歌となった「One Shot」も、メンバーの与那嶺瑠唯が振付を担当した、16人ならではの迫力あふれるダンスが魅力。YouTubeで公開中のミュージック・ビデオ(ARTIST ONLY VER.)では、サイバー感のあるエレクトロサウンドに乗せ、「突破者になれ!」」と活を入れる力強い楽曲を、光や空間の演出とともに見事に表現しています。なお、CD + DVD版には仮面ライダーマイスが登場するMVも収録され、THE RAMPAGEのパフォーマンスとの豪華コラボも楽しめます。


 一方女性アーティストでは、同性も憧れる美貌と抜群のパフォーマンスで“女狂わせ”と称される4人組、IS:SUEも5thシングル「COMING SOON」をリリース。キレのあるダイナミックなダンス、会場のコールにも負けない歌声、そしてトークで見せる飾らない素顔のギャップで、女性たちを虜にする彼女たちもオーディション発。JO1&INIを輩出した『PRODUCE 101 JAPAN』のガールズ版から2024年に誕生しました。2周年を迎えた2026年は、静養のため2024年10月より活動を休止していたRINも復帰し、完全体となって1stアルバム『QUARTET』も発表されています。これに続くニュー・シングル「COMING SOON」の中ではリード曲「New Look」が聴きどころ。ファッションやランウェイをモチーフに“個性”を堂々と解き放つハウス・チューンで、“自分らしさ”を大切にする彼女たちにこそ相応しい至高の一曲です。MVでは、シャープな動きの合間に見せる、ウィンクや笑顔、射抜くような攻撃的な表情にもドキっとさせられます。


 また、ハロプロで長年研修生として活動してきたメンバーを含む実力派、ロージークロニクルの両A面の4thシングル「だって大凶じゃん☆ / なじられたって泣けない 愛されたって泣けない」も存在感抜群。特に注目は「だって大凶じゃん☆」。高速ブレイクビーツに乗せて、ユーモラスな振り付けを踊りこなす技術には感心するばかりです。“大凶”というネガティブな状況をコミカルに昇華させるセンスは、まさにハロプロの真骨頂。MVで、栄養ドリンク片手に歌う「元気の前借りをしすぎて利子ばかり」には思わず共感してしまう人も多いのではないでしょうか。

 そして、今週リリースされたCDシングル売上で現在首位を走っているのはAぇ! groupの5thシングル「Emotion」。歌やダンス、芝居、バラエティはもちろん、本格的なバンド演奏でも高い評価を得ているはAぇ! group。STARTO屈指のギタリストと称される正門良規や、音大作曲科卒でピアノやドラムなど多彩な楽器を奏でる佐野晶哉など、確かな音楽スキルを誇ります。ジュニア時代からの代表曲で、前作シングル「でこぼこライフ」のカップリングとして音源化された「PRIDE」は、バンドスタイルで数々のフェスで披露され大きな話題を呼んでいたところ。今回満を持して表題曲に据えられたバンド・ソング「Emotion」は、「PRIDE」と並ぶアグレッシヴなロック・チューン。畳みかけるようなスピード感にのせて、正門良規の情熱的なギターソロも炸裂しています。

 最後に、洋楽ファンなら見逃せないのが、新生エイジアのニュー・アルバム『Indigo』。結成メンバーのジェフ・ダウンズ(key)を中心に、イット・バイツのジョン・ミッチェル(g)、プラネットXのヴァージル・ドナティ(ds)、そしてフロントマンを務めるハリー・ウィットリーを迎えた新体制での作品です。12年ぶりとなる本作には全15曲を収録。ダウンズとウィットリーの共作による「The Traveller (Into The Light)」は、艶やかなキーボードの響きとともに、粘り強く前へ進むメッセージが心に再び熱を灯してくれる仕上がり。故ジョン・ウェットンが遺した2曲も収められ、組曲「Tattoo Indigo」Part 2、3にはマイク・ポートノイが、「Chesapeake Bay」には同じく結成メンバーのスティーヴ・ハウが参加。新たなエイジアの魅力と往年のエイジアらしさの両方が味わえる一枚となっています。

[紹介した作品]
11月3日(火)リリース
BE:FIRST / アルバム『Indigo』
11月4日(水)リリース
THE RAMPAGE / シングル「One Shot」
IS:SUE / シングル「COMING SOON」
ロージークロニクル / シングル「だって大凶じゃん☆ / なじられたって泣けない 愛されたって泣けない」
Aぇ! group / シングル「Emotion」
11月6日(金)リリース
ASIA / アルバム『BE:4U』

(※写真は、BE:FIRST『BE:4U』LIVE盤のジャケット)
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