鮮やかな赤、澄んだ青、まぶしい白……。色にはそれぞれ異なるイメージがあり、音楽の中でも情景や感情を表現するモチーフとして使われています。今回は、タイトルに“色”が入った楽曲を特集。懐かしのヒット曲から近年の話題曲まで、色彩豊かな楽曲の数々をご紹介します。
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松田聖子「赤いスイートピー」 1982年にリリースされた、
松田聖子 を代表するヒット曲のひとつです。作詞を
松本隆 、作曲を
呉田軽穂 (松任谷由実)が手掛け、春の訪れを感じさせる爽やかなメロディと、恋をする女性の繊細な心情を描いた歌詞が印象的です。歌い出しに登場する「春色」という言葉や、タイトルにもなっている「
赤いスイートピー 」という花が、初々しい恋心と春らしい情景を鮮やかに描き出しています。
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YOASOBI「群青」 2020年にリリースされた
YOASOBI の「群青」(写真)は、漫画『ブルーピリオド』にインスパイアされて制作されました。自分の好きなことに向き合い、葛藤しながらも夢に向かって進んでいく姿を描いています。楽曲の後半を彩る合唱パートには、ヴォーカル・
ikura も所属していたアコースティック・セッション・ユニット“ぷらそにか”のメンバーも参加。重なり合う歌声が楽曲にさらなる広がりをもたらしています。タイトルの「群青」は、鮮やかな青色を表す言葉でもあります。
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GReeeeN「オレンジ」 GReeeeN が2012年にリリースした楽曲で、資生堂「シーブリーズ」のCMソングに起用されました。爽やかなメロディとともに、恋愛の中で生まれる繊細な感情や、大切な人と過ごす時間を描いています。タイトルの「
オレンジ 」は、夕焼けのように移ろう時間や、胸の奥に広がる温かさを想起させる色。儚さと確かさが同居するような色彩表現も、楽曲の世界観を印象づけています。ちなみに、グループ名が緑を連想させるのに対し、楽曲タイトルは「オレンジ」という、色の組み合わせにもユニークさが感じられます。
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大橋ちっぽけ「常緑」 TikTokをきっかけに爆発的な認知を獲得し、スマッシュヒットを記録した
大橋ちっぽけ の代表曲のひとつ。2021年10月にリリースされた4thアルバム『
you 』に収録されている本楽曲は、軽快で心地よいギターサウンドに乗せて、恋する気持ちをまっすぐに描いています。「常緑」とは、一年を通して緑の葉を保つ植物を表す言葉。季節が移り変わっても変わらない緑のように、大切な人への思いを歌った、大橋ちっぽけが贈る“100%のラヴ・ソング”です。
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スピッツ「紫の夜を越えて」 2021年3月25日、
スピッツ がメジャー・デビュー30周年を迎えた日にリリースされた楽曲で、TBS系『NEWS23』のエンディング・テーマにも起用されました。コロナ禍の閉塞感や不安が漂う時代に、希望を見いだそうとする思いが込められています。スピッツならではの透明感のある歌声と、力強さを感じさせるバンドサウンドが印象的です。「紫の夜」という幻想的な言葉が、暗闇の先にある光や、新しい未来へ向かって進んでいく姿を想像させます。
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松浦亜弥「♡桃色片想い♡」 2002年にリリースされた、
松浦亜弥 の代表曲「
♡桃色片想い♡ 」は、当時、中学生だった松浦亜弥が歌う、恋する女の子のときめきを詰め込んだキュートなアイドルポップに仕上がっています。2025年には「歴代アイドル186人が選ぶアイドル名曲ランキング」で、2002年のリリースから20年以上を経て、堂々の1位を獲得。時代を超えて愛される名曲であることを改めて印象づけました。さらに2026年11月2日には、アイドル・グループ“
≠ME ”(ノットイコールミー)のメンバー、“ももきゅん”こと櫻井ももによるカヴァー・ヴァージョンも配信リリース。新たな歌声によって再び注目を集めています。
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NMB48「絶滅黒髪少女」 2011年にリリースされた
NMB48 の
デビュー・シングル です。「黒髪命、清純はいつだって一生懸命。」というキャッチコピーで、黒髪をテーマに、清楚さや初々しさを感じさせる少女像を描いた楽曲で、疾走感のあるメロディと力強いパフォーマンスが特徴です。グループの初期を代表する一曲としても知られ、タイトルにある「黒髪」という言葉が、楽曲のコンセプトを印象的に表現しています。
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King Gnu「白日」 King Gnu が2019年にリリースした「白日」は、日本テレビ系土曜ドラマ『
イノセンス 冤罪弁護士 』の主題歌としても話題を集めた楽曲です。美しいピアノの旋律と重厚なバンドサウンド、
井口理 と
常田大希 による印象的な歌声が重なり、聴く人を引き込む作品に仕上がっています。過去の過ちや後悔と向き合いながら生きていく人間の葛藤を描いた歌詞も印象的で、「白日」というタイトルが持つ意味深な響きにも注目です。
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色の名前が入った楽曲を並べてみると、その色のイメージや印象は楽曲によって異なり、実にバラエティ豊かです。同じ色でも、楽曲によって思い浮かべる景色や感情はさまざま。お気に入りの色や、思い出の一曲を探しながら、今回紹介した楽曲を改めて聴いてみてください。