ウエハースのサクサクの食感とチョコレートの絶妙なマッチングが楽しめる、マクドナルドの定番スイーツ「マックフルーリー」とネスレの「キットカット」をコラボレーションした人気商品「マックフルーリー キットカット」に、期間限定で新たにイチゴの華やかな香りも楽しめる「マックフルーリー キットカット ストロベリー」がラインナップ。2月23日からオンエアされているTV-CMの「春一番」篇では、意中の相手を目の前にそわそわした女子高生が“春だし、いっとけ。”と勇気を振り絞って声をかけるという青春の甘酸っぱい一コマを描いています。
このCMで女子高生を演じているのは、アイドル・グループ“
アンジュルム”のメンバーで、モデルとしても活躍している“かみこ”こと
上國料萌衣(かみこくりょう・もえ)です。上國料は2020年より3年連続で「マックフルーリー キットカット」のTV-CMに出演。今回の「春一番」篇では、上國料自身が
キャンディーズの代表曲のひとつ「春一番」を歌唱しています。オリジナルの「春一番」は、1976年にキャンディーズの9thシングルとしてリリース。長く春の定番曲として親しまれ、
ウルフルズや
いきものがかり、
ゆず、
渡辺美里など多くのアーティストにもカヴァーされています。
ちなみに、上國料というのは非常に珍しい名字ですが、この名は彼女が出生した鹿児島県が薩摩藩の時に行なっていた“門割制度”に由来したものと思われます。門割(かどわり)とは、年貢の徴収をする際に個人ではなく、農民を数軒〜20軒程度の“門”というグループで管理する方法で、おおよそグループにはその土地の名前からとられた門名がつけられていました。それが明治時代になり(それまで公に名字を名乗ることができなかった)農民が戸籍に名字を登録する際に、その門名を名字として登録したことが少なくなかったため、珍しい門名がそのまま名字として残っているとも言われています。
ともに女優や歌手として人気を博している
上白石萌音・
萌歌姉妹の“上白石”をはじめ、女優の
榮倉奈々の“栄倉”、元政治家でタレントの
東国原英夫の“東国原”、元広島カープの
北別府学の“北別府”や元サッカー日本代表でタレントとしても活躍している
前園真聖の“前園”などの鹿児島県にゆかりを持つ人たちの名字には、この門割のルーツがうかがえそうです。
(写真は、アンジュルムが2021年6月にリリースした29thシングル「
はっきりしようぜ / 泳げないMermaid / 愛されルート A or B?」)
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