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12月17日誕生!〜 昭和の美人女優 夏目雅子

夏目雅子   2025/12/17掲載
夏目雅子さんは歌手としても活動していたのでしょうか。
12月17日誕生!〜 昭和の美人女優 夏目雅子
 12月17日は、昭和の伝説的な女優、夏目雅子の誕生日です。

 1957年に生を受けた夏目は、1976年にオーディションで選ばれ、西山雅子名義で日本テレビ系愛のサスペンス劇場『愛が見えますか…』の盲目のヒロイン役で女優としてのキャリアをスタートさせました。

 20歳でカネボウ化粧品のキャンペーンガールとなると、1977年にカネボウ化粧品の「クッキーフェイス」のCMに出演。この時に芸名を夏目雅子へと改めて、ティナ・チャールズが歌うCMソングを日本語でカヴァーし、シングル「Oh!クッキーフェイス」(写真)で歌手デビューも果たしました。

 同年に『俺の空』で映画初出演し、『トラック野郎・男一匹桃次郎』のマドンナ・小早川雅子役で本格的に映画デビューを果たしました。1978年のドラマ『西遊記』で三蔵法師役を務めると、本来は男性の三蔵法師を女性の夏目が演じて、神秘的かつ中性的な新たな三蔵法師像を描き出し、続編の『西遊記II』にも出演。同シリーズが社会的なヒット作となるとともに、夏目も大きく脚光を浴びました。

 当初は“お嬢さん芸”“お嬢さん女優”と揶揄されたこともあり、バラエティなどタレントとしての露出も多かった夏目ですが、ドラマや映画への出演を重ねて演技力を高めて、本格的に女優の道へ。

 80年代に入り、ヒロインを務めたドラマ『虹子の冒険』『ザ・商社』や映画『二百三高地』などで“お嬢さん女優”の印象を払拭。1982年の五社英雄監督映画『鬼龍院花子の生涯』では、仲代達矢扮する鬼龍院政五郎の養女・松恵を演じ、大胆な演技を披露。また、劇中のセリフ「なめたらいかんぜよ!」が流行語となり、夏目はブルーリボン賞主演女優賞を受賞しました。

 名実ともに女優としての評価を獲得し、将来も大いに嘱望されましたが、突如白血病を患い、闘病生活を余儀なくされることに。一時体調が回復へ向かい、退院も間近と報道されましたが、1985年9月11日に27歳の若さでこの世を去りました。

 透明感にあふれ、可憐な笑顔と健康的な色香で人気を博した夏目は、没後の人気も衰えることなく、20世紀の名女優や美人女優などのアンケートでは常に上位にランクイン。没後10年の1995年にはキヤノンのコピー機のCMに夏目の写真が起用され、2003年の公共広告機構(現・ACジャパン)の骨髄バンクドナー登録CM「夏目雅子」篇で夏目の映像を使うなど、時代を越えて愛されています。

 夏目はさまざまな作品で題材となり、夫の伊集院静の小説を映画化した『乳房』で及川麻衣をはじめ、夏川結衣仲間由紀恵波瑠らが夏目役を演じています。
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